
研修は横浜市からのお知らせと大学教授による講演の2部構成。
横浜市からは動物取扱業者の監視結果報告があり、記録が義務付けられている台帳の不備が多いとのことでした。
確かに日々の業務に追われて台帳をつけるのが面倒になる気持ちはよくよくわかりますが、こういうのって溜めるとさらに面倒になってしまうんですよね。。
私は子供の頃の夏休みの絵日記の教訓を思い出し(笑)、どんなに忙しくても台帳をつける日を決めて作業するようにしています。
続く大学教授による講演は、動物の取り扱い方について動物行動学と動物福祉の観点から掘り下げるという興味深いお話でした。
動物行動学については、「犬が片足を上げてオシッコをするのはなぜか?」「猫が壁などに体をこすりつけるのはなぜか?」といった問いに対してその動物の進化・発達・体のメカニズムなど様々な視点から複数の答えを導き出す手法や、動物の行動を観察して伝えようとする際に主観を入れず科学的(客観的)に説明する手法などを学びました。
そして動物福祉については、その定義や動物愛護との違い、動物の幸せがどの程度満たされているかの評価方法などを学びました。
動物の様子を観察し飼い主様にご報告することの多いシッターの仕事においては、特に動物行動学の“科学的(客観的)な説明”という部分がすぐにも業務に活かせそうでとても勉強になりました。
「科学的なご報告」というとなんだか大げさですが…(笑)
これまで以上に誰が読んでも分かりやすく納得できる客観的なご報告を心がけていけたらと思います。
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