年明けにNHK・Eテレで放送されていた『
解明!ネコの不思議』。

時間がなく録画したままずっと放置していたのですが、今日ようやく見ることができました。
番組はネコの起源や人と暮らすようになったきっかけ、行動やしぐさ、鳴き声の意味、縄張り意識など、その歴史や習性をひも解く内容。
私が3年ほど前に資格取得した愛玩動物飼養管理士のテキスト内容に近かったので、復習もかねて楽しみました。
番組に夢中になっていると、いつの間にか私の横には愛猫・キキが。
テレビから流れるネコの鳴き声に反応したようです。
縄張り争いの映像ではテレビにかぶりついていました(笑)

恥ずかしながらこの番組を見て初めて知りとても勉強になったのが、ネコの水飲み場所に対する意識。
出演されていた飼育コンサルタントさんの言葉を引用します。
「野生のネコ科動物は獲物の死体のそばで水を飲みません。おそらく衛生的でないからでしょう。飼いネコも実は食べ物から離れた場所で水を飲むのが好きなんですよ」
これ、まさにウチのキキがそうなんです。
キキの食事場所にはトレイにフード、おやつ、水を乗せてひとまとめにしているのですが、自分のトレイにあるお水は全く飲まず、別室にあるジャック用のお水をわざわざ飲みに行くのです。
これまで「アルミ容器が嫌なのかな?陶器の方がいいのかしら?」「大きい器の方が飲みやすいのかしら?」と器のせいにしていたのですが、場所の問題だったのですね…。
キキの新鮮な水へのこだわりはかなりのもので、ホコリがひとつでも浮いていると「新しいお水に変えてよ!」と目で訴えながらお水の前でずっと座って待っています。
また、ジャックのごはんの時間でも、食事場所を占領して気が済むまでお水を飲んでいたり。
ちなみにその間、小心者のジャックはキキが水を飲み終わるのをじっと後ろで待っています(笑)
そして、番組の最後に出演していた獣医師さんの言葉がとても印象的でした。
「ネコは必要に迫られれば人間に頼らなくても生きていく能力を持っています」
この言葉を聞き、ネコが人間に順応しながら私達人間の暮らしに潤いや癒しを与えてくれていることがどれだけ貴重なことか、その存在の有難さを痛感しました。
さらに「ネコは小さなライオンです。たとえ家で寝そべっていても、野生の本能を失ってはいないのです」というしめくくりの言葉にも激しく納得。
45分という短い番組でしたが、ネコと暮らすということを客観的に見つめなおすことのできる、見ごたえのある内容でした。
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posted by グリーンジャック at 18:14|
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