「じゃあアンタはどうなのよ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
…というわけで、今日は私がどんなお散歩をしているかをお話ししたいと思います。
冒頭から言い訳みたいになりますが、私はドッグトレーナーではなくペットシッターなので、自分の指示に従わせるよりも、お留守番中のワンちゃんにストレスなく楽しく過ごしてもらうことを最優先にしています。
お散歩の仕方もワンちゃんの性格により個々に変えているので、お世話の方法はいわば一軒一軒オーダーメイド。
例えば人の右側しか歩きたがらないワンちゃんがいて、進行方向により私の右側が車道側になってしまったとしても、無理に左側に強制するのではなく、安全に十分注意しながらワンちゃんの歩きたがる右側を歩いてもらえるようにします。
また、お散歩中にウンチをする際、無防備になるので近くで見守っていてほしいタイプのワンちゃんと、無防備な時に(私を含め)人に近づかれたくないタイプのワンちゃんがいます。
前者の場合は全力で見守ってあげますが、後者の場合ウンチの体勢になりそうだなという前触れが感じられたら少しリードを長めに持って距離を取り、ウンチが終わるまで少し離れたところで様子をうかがっています。
どんなタイプのワンちゃんにも共通して行っているのは、お散歩中の声掛け。
私はお散歩中、黙々とお散歩していることはほとんどなく、絶えずワンちゃんに話しかけています。
まずはお散歩に出発する際「今日どこ行こっか?」と声をかけつつワンちゃんの行きたいコースをうかがい、信号待ちの時は「赤だよ〜ちょっと待ってね」と声をかけたり、もちろん青になれば「よし!」や「行こう!」と声掛けをします。
ワンちゃんが右に行こうか左に行こうか迷っていたり、足が止まったりした時には「どうしたの?」「どっち行きたい?」と聞きますし、危険物や不衛生なものがあれば「そっちはやめとこう!」「こっちおいで〜」と声をかけながらリードを引いて誘導します。
そして、ワンちゃんの大好きなニオイ嗅ぎも、極力ワンちゃんの気が済むまで付き合うことにしています。
そんなわけで他人様から見て立派なお散歩というには程遠く、見る人が見れば「車道側に犬を歩かせて!」「リード長くしすぎだろ!」とダメ出しをいただくかもしれませんし、「犬の言いなりになって、甘やかしすぎね」と笑われるかもしれませんし、「あの人、犬とずっとしゃべっててヤバイ人なんじゃないかしら?」と警戒されているかもしれません(笑)
でも、最低限安全とマナーを守っていれば、あとはワンちゃんが楽しければいいじゃない!と強い心で自分が良いと思うお散歩を貫いています。
ワンちゃんが「今日のお留守番楽しかったな〜♪」と思ってもらえたら、そして、そんなワンちゃんの表情をご覧になった飼い主様がホッと安心してくだされば、これに勝る喜びはありません。

ちなみにジャックとの散歩でも、絶えず何かしら話しかけています。
ジャックは歳と共にお散歩ぶりもどんどんワガママ化しているので、私が話しかける内容にもついついぼやきが混ざります(笑)
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