この春、これまで務めていたNPO法人神奈川動物ボランティア連絡会の理事を、任期満了に伴い卒業しました。
本日、総会でも承認されましたので、ご報告させていただきます。
2015年から活動に参加し、2017年からは理事となり、トータル7年間。
様々な活動に携わり、たくさんのことを学ばせていただきました。
このままできる範囲でボランティア活動をしつつ、理事で居続けることもできないわけではなかったのですが、昨年身の回りに色々なことがあり、また、長引くコロナ禍で自分の考えにも少しずつ変化が生じ、思い切ってボランティア活動を完全に手放す決断をしました。
一番の理由は、お客様とお客様のワンちゃん&ネコちゃんの高齢化を見据えたサポート体制を整えるため。
病気や要介護のシニアわんにゃんと暮らしながらご自身も入退院を繰り返しているお客様、高齢のご両親の看護や介護を抱えているお客様、身内のご不幸で急な帰省をしなければならなくなるお客様…年々増えてきました。
このまま理事としての担当業務を抱えたまま中途半端にボランティア活動をするよりも、完全に手放して時間や心のゆとりを生むことで、業務にもう一段階ギアを入れられるのではないか、そう考えたからです。
そして、コロナの規制が徐々に解けつつある中で、今年度からは大勢の人が集まる動物愛護関連の啓発イベントが軒並み再開予定だと知ったことも、理由のひとつでした。
他に従業員もおらず一人で営業している私のようなシッターは何より健康管理が重要課題!
それに私自身、まだ大勢集まる場所に行くのは抵抗があり…
不特定多数の人が集まるイベント会場など感染リスクの高い場所でボランティア活動をすることよりも、引き続き密を避け、感染予防策を徹底し、仕事に穴をあけないことの方がはるかに重要だと思い至りました。
誤解なきようお伝えしたいのは、決して仕事のせいで続けたかったボランティア活動を断念したわけではないということ。
開業以来キャリアアップのために色々な資格を取り、ボランティア活動をし…ひたすら「足し算」方式で経験を積み上げてきましたが、ここへきて「取捨選択」や「引き算」をしつつ、ひとつのことを極める方向に舵を切りたいと思い始めたのです。
長らくご愛顧いただいているお客様と、心を許してお世話をさせてくれているワンちゃんネコちゃんへのご恩返し!
ここからはそのサポートに全力を傾けていきたいと思います。
ボランティア卒業の挨拶に代えて、団体の公式ブログにこんな記事を寄稿させていただきました。
つたない記事ですが、ご興味ありましたら是非アクセスしてみてください。
▼横浜動物里親の会 公式ブログ
『県境を越え、つながる手と手』
http://satooyanokai.jugem.jp/?eid=980655
ちなみに横浜市から委嘱を受けている動物適正飼育推進員の任務は、まだ任期が残っているため任期満了まで引き続き活動を続けます。
現在中区役所の職員さんと一緒に進行中の案件があるため、任期中になんとか形にできたら…と思っています!
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2022年06月19日
2022年06月13日
まだ半年?もう半年?
先週で看板犬・ジャックが旅立ってから半年が経過。
先日、月命日の供養もかねてペット霊園にお参りに行ってきました。
私の中の感覚としては「もう半年?」より「まだ半年?」という方がしっくりくる感じ。
ジャックと一緒に暮らしていたのが何だかはるか昔のことのように思えてしまいます。
ペットロスからなかなか立ち直れずに日々苦しんでいる飼い主さんも多い中で、ジャックのことを遠い過去として消化できてしまっている自分は薄情な人間なのでは?と思ってしまったこともありましたが、今でもジャックへの愛情は変わらずありますし、ジャックのことを思い出さない日は一日もありません。
そんな時、ペットロスケアカウンセラーの資格を取得した時に学んだ心理学用語「充実時程錯覚」を思い出しました。
これは、刺激を受ける量が多ければ多いほど、その期間(時間)を長く感じるというもの。
言われてみれば、確かにこの半年は刺激的すぎました。
プライベートではジャックの闘病、看取りの後、立て続けに身内の不幸や入退院、通院が続き。
春先にそれらが一段落したと思ったのも束の間、3月下旬に「まん延防止等重点措置」が解除されてからは、テレワークだったお客様が出勤形式に戻られたり、ご旅行やご帰省にお出かけになるお客様も増えたりで、シッター業務が一気にコロナ前の忙しさに逆戻り。
さらに、今年は「断捨離推進」を一年の目標にしているので、並行して自宅の大掃除、模様替え、不用品の徹底処分にいそしんでいました。
断捨離はモノばかりではなく、ライフスタイルや人付き合いも。
銀行口座や生命保険、様々な生活インフラやサービスも徹底的に見直したり、変更したり、解約したり。
半年間頭も体もフル稼働だったので、半年間に半年以上分の刺激を受けてしまったことで、半年以上の時間が経過したような錯覚を起こしてしまったのだと思います。
そして、シッター業務が慌ただしくなった理由は、実は“まん防解除”だけではありません。
シッター開業9年目にもなると、お客様のワンちゃん、ネコちゃんの高齢化、そして飼い主様やそのご家族の高齢化も進んでいて…介護や投薬が必要な子たちがずいぶん増えてきました。
そうなると健康な時とはお世話の仕方も、気を配るべきところも、お世話にかかる時間も変わってくるので、飼い主様に病状や体調、ケア方法をヒアリングしながら改めて打ち合わせをし直したり。
大変でないと言えばウソになりますが、それでも長年飼い主様と信頼関係を築いてきたからこそ困ったときに頼ってもらえたり、若くて元気なうちからお世話に関わっているワンちゃんネコちゃんだからこそ警戒されずに介護や投薬をさせてもらえたりして、そんな時「長くこの仕事を続けてきて良かったなぁ」と報われる瞬間でもあります。
そんなわけで、1ヶ月もブログをさぼっていましたが、相変わらず元気に働いております。
▼写真は最近のキキ。
去年までジャックが愛用していた寝床を、すっかり気に入って自分のものにしています。
ジャックが寝ていた時と比べると、小さなキキには広すぎる寝床ですが…誰にも干渉されずに広い場所を独り占めするのが大好きなキキにはこれが嬉しくて仕方ないようです。
▼ブログランキング参加中!いつも応援ありがとうございますm(_ _)m
先日、月命日の供養もかねてペット霊園にお参りに行ってきました。
私の中の感覚としては「もう半年?」より「まだ半年?」という方がしっくりくる感じ。
ジャックと一緒に暮らしていたのが何だかはるか昔のことのように思えてしまいます。
ペットロスからなかなか立ち直れずに日々苦しんでいる飼い主さんも多い中で、ジャックのことを遠い過去として消化できてしまっている自分は薄情な人間なのでは?と思ってしまったこともありましたが、今でもジャックへの愛情は変わらずありますし、ジャックのことを思い出さない日は一日もありません。
そんな時、ペットロスケアカウンセラーの資格を取得した時に学んだ心理学用語「充実時程錯覚」を思い出しました。
これは、刺激を受ける量が多ければ多いほど、その期間(時間)を長く感じるというもの。
言われてみれば、確かにこの半年は刺激的すぎました。
プライベートではジャックの闘病、看取りの後、立て続けに身内の不幸や入退院、通院が続き。
春先にそれらが一段落したと思ったのも束の間、3月下旬に「まん延防止等重点措置」が解除されてからは、テレワークだったお客様が出勤形式に戻られたり、ご旅行やご帰省にお出かけになるお客様も増えたりで、シッター業務が一気にコロナ前の忙しさに逆戻り。
さらに、今年は「断捨離推進」を一年の目標にしているので、並行して自宅の大掃除、模様替え、不用品の徹底処分にいそしんでいました。
断捨離はモノばかりではなく、ライフスタイルや人付き合いも。
銀行口座や生命保険、様々な生活インフラやサービスも徹底的に見直したり、変更したり、解約したり。
半年間頭も体もフル稼働だったので、半年間に半年以上分の刺激を受けてしまったことで、半年以上の時間が経過したような錯覚を起こしてしまったのだと思います。
そして、シッター業務が慌ただしくなった理由は、実は“まん防解除”だけではありません。
シッター開業9年目にもなると、お客様のワンちゃん、ネコちゃんの高齢化、そして飼い主様やそのご家族の高齢化も進んでいて…介護や投薬が必要な子たちがずいぶん増えてきました。
そうなると健康な時とはお世話の仕方も、気を配るべきところも、お世話にかかる時間も変わってくるので、飼い主様に病状や体調、ケア方法をヒアリングしながら改めて打ち合わせをし直したり。
大変でないと言えばウソになりますが、それでも長年飼い主様と信頼関係を築いてきたからこそ困ったときに頼ってもらえたり、若くて元気なうちからお世話に関わっているワンちゃんネコちゃんだからこそ警戒されずに介護や投薬をさせてもらえたりして、そんな時「長くこの仕事を続けてきて良かったなぁ」と報われる瞬間でもあります。
そんなわけで、1ヶ月もブログをさぼっていましたが、相変わらず元気に働いております。
▼写真は最近のキキ。
去年までジャックが愛用していた寝床を、すっかり気に入って自分のものにしています。
ジャックが寝ていた時と比べると、小さなキキには広すぎる寝床ですが…誰にも干渉されずに広い場所を独り占めするのが大好きなキキにはこれが嬉しくて仕方ないようです。
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