東日本大震災後から寝室に避難グッズを常備するようになり早3年半。
食品の消費期限チェックや季節に合わせた中身の入れ替えを行うため、だいたい年に2〜3回のペースで点検をしています。
これまでは自分用とペット用の2つの避難バッグを用意していましたが、先月の広島の土砂災害で避難されている方々を見て、避難バッグを3つに分けることにしました。
追加した1つは、リュックを背負って歩くこともままならない場合に本当に最低限持っていきたいものだけをまとめた小さな斜めがけバッグです。

※写真左側が自分用の避難リュック、中央がペット用品の避難バッグ、右側が今回追加した最低限の荷物のバッグです。
ちなみにペット用のバッグの中身は、

・水
・ドライフード
・ウェットフード(缶詰)
・おやつ
・ペットシーツ
・ウンチ処理袋
・シャンプータオル
・バスタオル
・シリコン製の器(食事・水飲み用)
・救急セット(包帯・ガーゼ・消毒液・ピンセット)
・薬
・レスキューレメディ
・口輪
・予備のリード
・犬用くつ下
・飼育記録(連絡先・写真・ワクチン接種・病歴記録等)
…といったものを入れてあります。
ペットシーツや猫砂等、ペットのトイレ用品は人間の非常用トイレとして使えるものもあり、腐るものではないので日頃から多めにストックしておくと安心ですね。
また、自分用のリュックの食品にもひと工夫。
缶詰は魚の水煮や、味付きでもシンプルな素材や調味料でできたもの、おやつは甘栗や干し芋など、いざという時ワンニャンも一緒に食べられるものを選ぶようにしています。

もし避難所へペットフードを持っていけなかったとしても、これらの缶詰に炊き出しのおにぎりのごはんを混ぜてお湯をかければ即席の手作りごはんもできるな…と想像しておくだけでも取れる手段が増えたという安心感が持てます。
ほかにも、ペット同行避難訓練の体験ができるイベント等に積極的に参加したり、避難所への同行避難用に折りたたみハウスを購入してハウストレーニングをしたりもしています。



そして、ペットシッターとして…。
「ご依頼期間中に災害が起きたら」という想定は、常に頭の中から消えることはありません。
当店では事前打ち合わせの際必ず、お世話を希望される時間だけでなく、お客様がご自宅を留守にされるお時間を確認させていただいています。
それはお世話をご依頼いただいた時間外であっても、何かあれば駆けつけられる体制を取るためです。
日頃から災害への意識を高く持ち、自宅でも仕事先でもペットの命を守れる存在でありたいと思います。
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