
何だろうと不思議に思いながら読んでみると、差出主の獣医さんは当店が事業所を置く横浜市中区の獣医師会会長さん。
ご用件は大規模災害時の動物救護センターにおける協力人員の募集で、いざという時にお手伝いをお願いできる人を今からデータベース化しておきたいという内容でした。
災害時、ボランティアの人たちは比較的早くたくさん集まりますが、その方々が必ずしも動物の扱いに慣れているわけではなく、とりわけ動物救護センターのボランティアについては動物の扱いに慣れた人が必要であること、実際に東日本大震災では、大手ペットショップさんがボランティア派遣された動物の扱いに慣れた店員さん達が活躍されたことなど、お手紙には今回の募集の背景となった理由や事例が丁寧に書かれていました。
災害時に自分の愛犬・愛猫はもちろん、地域の動物たちや飼い主さんのお役にたてる存在でありたいと考えている私にはお断りする理由などなく…自分が無事であればという前提にはなりますが、ぜひ協力したいと早速登録を申し出ました。
それにしても、日頃の忙しい獣医師業務の傍ら、地元の動物取扱業者に1軒1軒このようなお手紙を送って(しかも宛名は手書きでした!)、活動を立ち上げようとされているその先生の熱意には本当に頭が下がる思いです。
商売ではなく、本当に動物のためを思って行動される方には、自然と心が動かされるものだなと、つくづく思いました。
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