当時私は大学生。
その日は学期末試験の日で、朝学校に行くために起床しテレビをつけたら既に地震が起きた後でした。
我が家の親戚一同はほとんど関西に住んでいて、安否確認をしようにも電話がつながらず…
今のように災害時の伝言ダイヤルやSNSなども普及していなかったため、電話がつながらなければ確認のしようもなく、心配なまま学校へ行って試験を受け帰宅し、ようやく親戚一同の無事を確認できたのはその日の夜でした。
22年経った今もあの日テレビをつけた途端目に飛び込んできた光景、学校への行き帰りに考えていたこと、試験の教科や時間割、担当の先生、心配ながらも意外と冷静に平常心で試験に臨んでいたことなど、鮮明に思い出せるほど記憶に焼き付いています。
さて、本日1月17日は22年前の阪神・淡路大震災にちなんで制定された『防災とボランティアの日』だそうです。
「防災」と「ボランティア」――。
今の自分にとってはどちらも大事にしたいテーマです。
微力ですが今年も自分にできることから少しずつ取り組んでいけたらと思います。
ところで、災害対策といえば…ひとつご報告しそびれていたことがありました。
実は昨年秋、ペット災害危機管理士の3級に合格しました!
▼こちらが合格通知と認定証

昨年夏に合格報告をさせていただいたペット災害危機管理士4級の一つ上の講座です。
3級講座も4級同様、テキストを読み、DVDを見て、問題集を解いたのちに認定試験にチャレンジ…というステップで、試験問題のほとんどはテキストをきちんと勉強すれば誰でも解ける問題でしたが、最終問題は避難所のレイアウトを考える問題で、これがなかなか苦戦しました。
トイレの配置位置やペットのお世話エリアなど、生活場所からの同線や風向き、騒音、緊急車両の通路確保など様々な要素を考慮して場所を決めなければならず、想像力をフルに働かせ、悩みに悩んで回答しました。
合格証と共に届いた模範解答、答え合わせをしてみると私が考えたレイアウトとは一部違うところもありましたが、合っているか間違っているかよりも、災害時を想像して物事を考えるというプロセスが実は大事だったのではないかと思います。
回答に悩んだ分、身になったなという実感も大きく、チャレンジしてみて良かったなと思える講座でした。
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