2018年01月21日

感染症騒動から一週間

犬や猫などから人間に感染する「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で国内初の死亡例が出たと厚生労働省が明らかにしてから、約一週間が経過しました。

各テレビ局でも情報番組などでこのニュースが多く取り上げられていましたが、「唾液やくしゃみの飛沫から感染!」「呼吸困難から死に至ることも!!」と衝撃的なワードばかりが視聴者に印象付けられるような内容で、私個人の見解としては、少々騒ぎすぎではないかなと思ってしまいました。

過熱報道を受けてコメントを出されている獣医師さんや動物病院さんのお話を総合すると、
・新種ではなく昔からずっと存在している感染症で、2016年に初の死亡例が出たということ。
・感染者は60代以上の方が圧倒的に多く、高齢で免疫力の低下した方が感染している傾向にあること。
・動物との過度な接触を避ける、うがい手洗いをするなど、日常当たり前にできる対策で感染を防げること。
の3つが冷静な判断を助けるポイントになりそうです。

そしてこのポイントの中にある「過度な接触」の解釈にも様々ありましたが、よく挙げられていたのが動物とキスすること、顔をベロベロ舐められること、一緒の布団で寝ること…実はこれ、私はすべて当てはまってしまいます。

シッター先のワンちゃんには、私の顔をペロペロ舐めることで歓迎の気持ちを伝えてくれる子が、少なからずいます。
そんなワンちゃんたちを「病気がうつるからやめて!!」などと振り払うことは私は絶対にしません。
ただ、口の中だけは舐められないように口をぎゅっと閉じて、ひたすら受け入れます(^-^;

ネコちゃんの場合だと、鼻チュー(鼻先と鼻先をくっつける)があいさつやコミュニケーションだったりするので、室内飼いの子の場合、ネコちゃんがご要望とあらば(笑)これも受け入れます。
(地域ネコちゃんのお世話などの場合は絶対にしませんが…)

お世話中にくしゃみや唾液がかかってしまうことだってしょっちゅうありますし、夜寝る時はジャックと同じ布団で寝ています。


良い機会なので、私が普段どのような衛生対策をしているか、お話ししてみたいと思います。

私は昔から潔癖症の傾向があり(近年はだいぶ改善されましたが)、そういう意味で清潔と感じるレベルは人よりかなり高めだと思います。
シッター業務の前と後には必ず手洗いをしますし、お散歩代行などお客様宅に上がらないお世話で手が洗えない場合は、除菌タイプのウェットティッシュで手から腕まで拭きます。

シッターから帰宅した際にはうがい・手洗いはもちろんのこと、鼻うがいも頻繁にしますし、顔を舐められた場合は洗顔もします。

そして、自宅で着る服と仕事で着る服とは完全に分けています。
家で過ごしてジャックやキキと触れ合った服はシッターには着ていきませんし、シッターから帰宅した際はそのまま脱衣所へ直行し、服はすべて洗濯機へ。自宅用の服に着替えます。

これらを徹底していることが功を奏しているのか、これまでに動物と接触して健康を害したことは全くありません。


正しく知り、対策をすれば、日常生活が感染の危険に脅かされるようなものではないということが、改めてよく分かりますね。
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posted by グリーンジャック at 23:07| Comment(0) | お仕事-その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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