一昨日26日で動物愛護週間が終わりましたが、毎年秋は動物関連のイベントが多く、10月・11月にもまだまだたくさんのイベントが控えています。
私が理事をつとめております神奈川動物ボランティア連絡会(KAVA)も秋は一年で最も活動が忙しくなる時期で、この先も毎月2回の譲渡会の運営に加えて、10月7日にはハローよこはま、11月17日・18日には本牧山頂公園ドッグフェスタへの参加が決まっています。
譲渡会とイベントの日程が重なってしまった日には、ボランティアスタッフが2班に分かれて分担運営。
それぞれのスタッフの経験や得意分野を生かして持ち場を決めているので、限られたスタッフの数でも、比較的スムーズに運営ができています。
今でこそ動物のためのボランティア活動がすっかりライフワークとなりつつある私ですが、昔は自分にはボランティア活動はできないだろうと思っていました。
それはボランティア活動=「私財をなげうって、自分の生活や時間を犠牲にして取り組むもの」というイメージが自分の中になんとなくあったからです。
興味はあるけれど、責任を負えそうにないから手を出さずにおこう…そんな心境でした。
以前にもこのブログに書いたことがありましたが、動物愛護ボランティアと聞いて皆様が想像されるような、愛護センターからの犬猫の引き出し、野良猫の保護や不妊去勢手術、里親募集中の猫の預かりなどの活動は、私は一切していません。
預かりや保護をしてしまうとその子たちのお世話に追われてシッターの仕事ができなくなってしまうため、そしてお客様のワンちゃんネコちゃんへの感染症媒介等のリスクを避けるため、この2つが理由です。
では代わりに私は何をしているのかというと、
1.保護された動物たちの不妊去勢手術費や医療費を賄うためのチャリティグッズの製作
2.会の活動やペットの災害対策を啓発するための印刷物の作成
3.ワンちゃんが多く集まるイベントでの現場運営
が主な役割です。
実はこれらの役割は、すべて私の得意分野。
手芸は小さい頃からの趣味で、印刷物のデザインは会社員時代に仕事として経験しており、ワンちゃんと接するのは現在の本業!
動物を保護する現場には関われなくても、これらの役割は仕事の合間に無理なくできることばかりなので、続けられています。
1のチャリティグッズについてはこのブログでも何度も紹介させていただいているので、知ってくださっている方も多いかと思います。
ずっと同じものを販売していると売れ行きが悪くなってしまうため、季節に合わせた商品を作ってみたり、新商品を増やしたり、試行錯誤しながらもう2年近く続けています。
2の印刷物の作成は、昨年末あたりから特に力を入れています。
今年に入ってからはこんな印刷物を作成しました!
こちらは譲渡会のPRチラシ。
配布用なので、お散歩バッグなどにもさっとしまってもらえるようA5判のミニサイズ。
同じ譲渡会のPRチラシでも掲示用はこんな感じ。
A4判に大きく印刷するだけでなく、チラシの上部をイラストに合わせてカッティング。
ただ紙に印刷するだけよりも人目を引いて良いかなぁと、小さな工夫をしています。
こちらは近隣の動物病院さんやどうぶつポンポン募金の協力店さんに貼っていただいています。
続いて災害対策啓発用のチラシ。
こちらはこの秋からイベントで配布していて、先日の動物愛護フェスタでもたくさんの方がお手に取ってくださいました。
3のワンちゃんが多く集まるイベントでの現場運営。
実は日々猫の保護をしているボランティアさんはご年配の方が多く、中には猫の扱いには慣れていても犬の扱いには慣れていない方もいらっしゃいます。
そんなわけで災害避難体験など屋外で長時間ワンちゃんと接するイベントは、健康で、体力があり、日々屋外でワンちゃんと接している私の出番…というわけです。
さらに、団体に所属して活動していなくても、例えば犬猫の里親になることだって、信頼できる団体の活動を広めたり、SNSでシェアや拡散することだって立派なボランティア!
人それぞれ、出来ることも、出来るボリュームも違う中、様々なボランティアの形があっていいのだということが、ボランティア活動に参加してみて得られた一番大きな気づき”かもしれません。
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2018年09月28日
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