17日・18日と2日間休業させていただき、この週末は『本牧山頂公園ドッグフェスタ』でのボランティア活動に勤しんできました。
休業期間中ご予約をお受けできなかったお客様、お問い合わせのお返事をお待たせしてしまったお客様におかれましては、大変ご不便をおかけしました。
週末はずっと雨予報が出ていて、会場に貼る掲示物やチャリティグッズの商品表示や値札など、すべてビニールコーティングを施して準備していたのですが、直前で予報が変わり、2日間ともに日差しが強く汗ばむほどの晴天に!
心配は杞憂に終わりました(^-^;
私が担当した災害時同行避難体験コーナーには2日間で合計約150組のワンちゃんと飼い主様がご参加くださり、混雑時は何組もお待ちの方が並んでしまうほど。
皆さん熱心に災害時の備えや対策について考えてくださいました。
毎年避難体験をしに来てくれる、常連さんの次郎ちゃん。
今年も楽しみながら、しっかり障害物をクリアできました!
この避難体験、実は慣れない障害物にパニックになってしまうワンちゃんもたくさんいらっしゃいます。
でも大事なのは障害物をクリアできるかどうかではなく、ワンちゃんの得手・不得手を確認し、それに合わせた災害対策をすることにあります。
一例を挙げると、この避難体験のコースの中にはビニールシートの上に瓦礫を模した障害物が散らばった中を、障害物の隙間を縫いながら歩くエリア(上の次郎ちゃんの写真右上、右下参照)があるのですが、シートを踏むことが苦手なワンちゃん、障害物に足が触れただけで飛び上がってしまうワンちゃんが少なくありませんでした。
足の裏にいつもと違う感触のものが触れること、踏んだ時にカサカサ音がすることに対し、警戒心や恐怖感が出てしまうのですね。
震災発生時、ブルーシートで覆われた場所を歩くことなどはきっと出てきそうです。
そんな時、ワンちゃんがシートの上を歩けないと分かっていれば、抱っこしてあげる、カートに乗せてあげる、日頃から少しずつ練習して慣れておく…といった解決策を事前に見出してあげることができます。
そして、抱っこが必要なら「非常用の持ち出し袋は必ずリュックにして両手を開けられるようにしよう!」、小さなお子様のいるご家庭は「子供の手を引くのに両手が塞がるから、ワンちゃんは抱っこバッグに入ってもらおう!」といった、ワンちゃんの苦手から逆算したシミュレーションや準備もできるようになります。
さらに、障害物を嫌がってもがいた時、首輪や胴輪が脱げたり、外れたりしてしまったワンちゃんも数頭いました。
練習で怖くなってしまった子は、実際の災害時はもっとパニックに…。
逃げ出して迷子になってしまうという事態を防ぐためにも、ここで首輪や胴輪のサイズが合っていないことに気づけたのは大きな発見です!
とにかく一度経験してみること、この意義はとっても大きなと、誘導していた私自身も改めて痛感しました。
そして避難体験のお隣で開催したチャリティグッズ販売&チャリティバザーも大盛況!
肩こりに耐えながらグッズをたくさん製作した甲斐がありました…(ToT)
おかげさまで2日間の売上、募金、ご寄付を合わせ、総額4万7千円を超えるご支援をいただきました。
みなさまのあたたかいお気持ちは、保護した猫たちの不妊去勢手術、医療費など、動物たちのために使わせていただきます。
本当にありがとうございました。
今年もたくさんのワンちゃん、飼い主様と交流させていただき、充実した2日間となりました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
▼災害避難体験の受付で実施したアンケート。
気持ちの良い秋晴れに、赤トンボも回答に来てくれましたー(笑)
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2018年11月19日
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