天気予報では年末年始に強い寒波がやってくるとのこと。
お正月はワンちゃんネコちゃんと一緒に暖かいお家の中でのんびりという方も多いことと思います。
そんな年末年始のご家族団らんのひとときに、是非皆さんで話しあっていただきたいことがあります。
それは、ワンちゃん・ネコちゃんの健康について。
日頃お忙しい方も年末年始のお休みの間は是非ワンちゃん・ネコちゃんとじっくり接し、変わったところがないか、様子を見てあげて下さい。
また、帰省などで久しぶりにご家族がそろうという方は、災害対策など「もしも」に備えた話し合いをするにも良い機会ですね。
有事を想定して地域の避難所となっている公園や学校まで、みんなでお散歩してみるのも良いと思います。
そんなわけで年末年始にペットの健康を考えるシリーズ”として、今回から3回連続で猫の健康に関するトピックをお送りします。
本日は、看板猫・キキがこの秋受診した健康診断の話題です。
当店の看板猫・キキは保護された猫ゆえ誕生日が不明ですが、生まれたのは2008年の夏。
…というわけで今年の夏を越してめでたく10歳となりました。
以前飼っていた猫の中に10歳の若さでガンで亡くなってしまった子がいたため、キキが10歳を迎えて元気でいてくれることは、飼い主としてもかけがえのない喜びです。
キキは薬を受け付けにくい体質のため室内飼いを徹底するという条件でワクチン接種はしていない上、体調を崩すこともほぼないのであまり動物病院のお世話にはならないのですが、10歳になったのを機に、健康チェックも兼ねて久々に動物病院に連れて行きました。
キキは診察台では鳴いたり暴れたりすることは一切なく、先生には「いい子だね〜」「えらいね〜」とほめられまくっていますが、単に病院が苦手で緊張からじっと固まっているだけ(^-^;
聴診、触診、血液検査のための採血もあっという間に終了しました。
1週間後。
血液検査の結果は、肝臓の数値が少し高め。
キキはいたって元気で食欲もあるので一見心配はなさそうだったのですが、先生から「もし肝臓の数値の上昇が腫瘍など直接的な原因によるものであれば治療が必要ですし、加齢によるものであれば治療せず様子見で良いので、ひとまず腫瘍か否かだけエコーで特定しておいた方が安心ですね」とのアドバイスをいただき、エコー検査をすることにしました。
エコー検査の最中もしぶしぶ感満載の表情ではありましたが、うんともすんとも言わずじっと検査を頑張ってくれたキキ。
結局肝臓はきれいな状態で腫瘍などの異変は見られず、ホッとひと安心。
エコーの写真をいただいて帰ってきました。

ジャックとキキのかかりつけ動物病院は予約制ではないので、私も仕事の合間に時間ができた時に連れて行って血液検査をお願いし、結果が出たら先生からお電話をいただき、後日仕事の空き時間にエコー検査へ…と、まさに思い立ったが吉日”の健康診断。
しかも、今回のエコー検査は肝臓に腫瘍があるかないかを見るだけなので絶食もしなくて済み、とっても楽でした!
たった2回の通院で聴診、全身の触診と血液検査、肝臓については再検査まで済み、結果的に何事もなく大きな安心を得られました。
「うちの子は元気だから大丈夫!」と思っていても、やはり定期的な健康診断は大切ですね。
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