まずは15日(金)、動物愛護推進員(横浜市動物適正飼育推進員)の委嘱式に出席するため、開港記念会館に行ってきました。
※動物愛護推進員とは何か?については2年前のブログをご参照ください。

私が推進員となったのは一昨年の11月。
2年の任期があっという間に終了し、この11月より2期目をつとめさせていただくことになりました。
委嘱式の後は研修を受け、同じ区の推進員さんや区役所(生活衛生課)の担当者さんとご挨拶や情報交換。
ボランティア活動や動物取扱業をしていると、動物愛護センターや区役所の職員さんには何かとお世話になることが多いので、こういう場で交流の時間を取ってもらえるのはありがたいなぁと。
引き続き地元の動物たちのため、微力ながら動物愛護行政に協力していけたら…と思います。
そして、16日(土)・17日(日)は2日間休業させていただき、『本牧山頂公園ドッグフェスタ』でボランティアスタッフをしてきました。
今年は9月の動物愛護フェスタ、10月のハローよこはま…と秋に参加予定だった行事が軒並み台風で中止になってしまいましたが、この土日は気持ちの良い秋晴れで、日なたにいると汗ばむくらいの陽気でした。
おかげで、2日間屋外にいた私は日に焼けてすっかり真っ黒です(^-^;
私が担当した災害時避難体験コーナーには2日間で合計102組のワンちゃんと飼い主様がご参加くださり、日曜日は行列もできるほど!
2日間たくさんの飼い主様とお話しさせていただきましたが、皆さん真剣に耳を傾けてくださったり、熱心に質問してくださったり…今年は首都圏で台風被害が大きかったことも影響してか、飼い主様の災害対策への意識の高まりを強く感じました。
毎年避難体験に参加してくれている、常連さんの次郎ちゃん。
もう何回も経験しているので、障害物を目の前にしても余裕の表情!

クリアすると、ドヤ顔で「できたよ!」とアピール。
自信満々の笑顔です(^-^)

看板犬・ジャックはお友達の凜ちゃんと一緒に参加。
経験者のジャックが先導すると、凜ちゃんもすぐに後をついて行きます。




今年新たな試みとしてネットをくぐる障害物を取り入れたのですが、ルンルンでネットに飛び込んでいったジャック、出口(ネットの端っこ)を自分で踏んづけて出られなくなり…
でも、まったく動じず、出ようともがくこともせず、甘んじてネットに絡まったままじっとしているジャック。
これにはその場にいたボランティアスタッフもみんなで大笑いでした。

ジャックは来月13歳、凜ちゃんは8月に15歳になったおじいちゃんコンビですが、二人とも元気にすべての障害物をクリアしました。
昨年のドッグフェスタ後のブログにも書いたのですが、この避難体験、慣れない障害物にパニックになってしまうワンちゃんもたくさんいます。
飼い主さんに「避難体験、やってみませんか?」と声をかけると「うちの子はこういうの苦手だから」「できないから」とおっしゃる方も複数いらっしゃいました。
でも大事なのは障害物をクリアできるかどうかではなく、ワンちゃんの得手・不得手を確認し、それに合わせた災害対策をすることにあります。
だから、苦手があっても全然OK!
障害物がひとつもクリアできなくたっていいんです。
さらに、今年も障害物を嫌がってもがいた時、首輪や胴輪が脱げたり、外れたりしてしまったワンちゃんがいました。
中にはパニックのあまり全力疾走で逃げ回り、飼い主さんだけでは捕まえられず、最後はボランティアスタッフも数名加わってようやく捕獲に至ったワンちゃんも。
柵で囲われたエリアの中で逃げ回っていたので捕まえることができましたが、これが実際の災害時だったら、あっという間に迷子になってしまいます。
ここで首輪や胴輪のサイズが合っていないことに気づけたのは、ワンちゃんの命を守る上で、とっても大きな収穫だと思います。
そこから首輪や胴輪のサイズの見直し、ダブルリードやマイクロチップなど、万が一への具体的な備え方が見えてきます。
とにかく一度経験してみることが、備えの第一歩です。
さらに、避難体験コーナーのお隣で開催したチャリティグッズ販売&チャリティバザーも大盛況!

おかげさまで2日間の売上、募金、ご寄付は昨年を超える額となりました。
みなさまのあたたかいお気持ちに心より感謝申し上げます。
いただいたご支援は野良猫の不妊去勢手術、保護犬猫の医療費など、動物たちのために使わせていただきます。
今年もたくさんのワンちゃん、飼い主様と交流させていただき、充実した2日間となりました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
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