先週、ジャックを老犬専門クリニックに連れて行き、鍼灸&整体をしてもらってきました。
外出自粛のため4月の予約はキャンセルさせてもらい、2ヶ月ぶりの通院。
毎月施術をしてもらっていた時よりもジャックの足腰がガチガチに凝り固まっていたので、やはり月1回がベストな通院ペースだということを、自粛生活をきっかけに再認識しました。
ジャックの足腰の状態、少し悪くなったかなと思いきや、先生から「凝り固まっていましたが、ほぐれるのも早いですね!お家でのケアの効果がちゃんと出ています」と言われてホッとひと安心。
自粛生活中も自宅で2〜3日に一度のお灸と、毎日のマッサージを続けてきてよかったです♪
2ヶ月ぶりだったので先生に相談したいこともたくさんあり、施術中はほぼ質問タイム。
この春の健康状態を踏まえたケア、これから暑くなった時のケアについて、色々アドバイスをいただきました。
ジャックは4月の血液検査でALP(肝臓、胆のう関連の数値)だけがかなり高くなりました。
かかりつけの先生によるとGOT、GPT、γ−GTPはすべて正常値なので肝機能や胆のうの障害ではなさそうとの見立て。
本人が元気で食欲もあれば特に心配ないとのことで様子を見ることにしました。
この検査結果を老犬クリニックの先生にも伝えたところ、老犬クリニックに通院しているワンちゃんで、4月に肝臓の数値が高くなった子がとても多かったということをお聞きしてビックリ!
肝臓はストレスの影響を受けやすい臓器なので、コロナの影響でなんとなく世の中がピリピリしていたり、飼い主さんの様子がいつもと違ったりということを敏感に察知し、それが体に影響をもたらしているのではないかということでした。
そして、同じく4月にジャックは腸内フローラの検査もしました。
昨年は腸内環境がほぼ実年齢程度(平均レベル)との判定でしたが、今年は実年齢より2歳も上との判定。。
日頃からヨーグルトや納豆、味噌など発酵食品を手作り食に取り入れるなど、腸に良いものを摂取しているつもりでしたし、下痢をすることもほとんどないので“快腸”状態だと思っていたのですが…
これも老犬クリニックの先生に相談すると、意外な盲点がありました。
乳酸菌(善玉菌)を増やすためにとあげていた発酵食品たち、実は含まれている乳酸菌の型がジャックの腸内環境に合わなければ腸内に定着し働いてくれないのだそうです。
そんなわけで腸内環境改善のためのアドバイスをお願いしたところ、策は2つ。
「マコモ」または「乳酸菌が作り出した酸」を毎日の食事に取り入れることをすすめられました。
「マコモ」は日本では古く(なんと7世紀頃!!)から食用、薬用とされてきたイネ科の多年草。
これを粉末にしたものを毎日のごはんにかけるだけ。
体内の悪い菌(腸内の悪玉菌含む)を退治してくれたり、血圧の上昇を抑えたり、アレルギー症状を抑制したり、傷ついた遺伝子を修復したりといった効能があるそうです。
「乳酸菌が作り出した酸」とは、乳酸菌の型が腸内環境に合い、定着して働き出した時に生み出される酸。
これをごはんにかけて直接腸内へ送り込んでしまおうという作戦。
乳酸菌を経由せず、出来上がったものを直接摂取できるので「型が合わなかった」という無駄を回避できます。
2つ同時に始めるとどちらが効いたか分からなくなってしまうのと、アレルギー体質のジャックにはマコモの方が全身的に良い効果が出そうなので、先にマコモを試し、しばらく続けてみて次回の腸内フローラ検査でもまだ腸内環境の改善がみられなければ次に「酸」を試すことにしました。
ちなみにマコモは上の写真のとおり茶色っぽい粉末で、色合いを考えて作ったごはんも、かけると途端に不気味になってしまいます(^-^;
お好み焼きだけはソースっぽい風合いが出て何だかいい感じ(笑)
さらに、これからの季節の暑さ対策と冷え対策についても相談。
どんなに暑い日でも、エアコンや扇風機などを使った日は、腰から下を温めるケアは続けて下さいとのことで、自宅でのお灸に加え、腹巻きもいいですよとオススメされました。
…というわけで早速ジャック用の腹巻き調達!
腹巻きを買うのにジャックのウエストを測ったら60センチ以上あって、普通に人間の婦人物でピッタリでした(笑)
▼腹巻きした途端に何だか哀愁が漂い始めるジャック(笑)
老犬クリニックに通い始めて早10ヶ月。
親身に相談に乗ってくださる先生方のおかげで、試行錯誤しながらも明るく楽しく老犬ケアに取り組めています(^-^)
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2020年05月23日
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