
この資格は一度合格したら永久にその資格者を名乗れるわけではなく、2年毎に所定の教材で勉強をした人が資格を更新していけるシステムになっています。
私は4年前の2016年に資格を取得し、2年前の2018年に1度目の資格更新、今年は2度目の資格更新となりました。
今回の教材には2年前の2018年から現在に至るまでの災害関連情報がまとめられており、
・2018年2月に改訂された環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」の要旨
・ペット同行避難訓練など様々な取り組みを推進している自治体の事例
・実際の災害発生時に自治体の庁舎が被災し公助が機能しなかった事例
・実際の避難所運営で起こったトラブルの事例
・これまでに国内で発生した大規模災害の統計データ
などを学習しました。
前回資格を更新した時にも感じたことですが、災害に関する情報や対策は刻々と変化していくため常にアンテナを張って最新の情報をキャッチしていかなければと思うと共に、学べば学ぶほど被災地では想定をはるかに上回る事態が起こっていることを思い知り「100%の災害対策なんて存在しないな…」と痛感します。
それでも学ぶこと、知ること、考えることには、意味があります。
災害についてできるだけ多くのことを知り、日頃から考えておくことで、想定外のことが起きた時も様々な視点から判断ができ、柔軟に行動できるのではないかと思います。
今年は私が毎年ペットの災害対策の啓発のため参加している「動物愛護フェスタよこはま」「ハローよこはま」「本牧山頂公園ドッグフェスタ」などのイベントが新型コロナウィルスの影響で軒並み中止になってしまいました。
地震だけでなく風水害の規模も年々大きくなってくる中で、災害対策の啓発は本来今こそ必要なことなのですが…
コロナ禍で増えたおうち時間、ぜひとも各ご家庭で災害対策について考え、備える時間にも充ててほしいなと思います。
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