毎年この時期になると、ワンちゃんの飼い主さんは混合ワクチンに狂犬病の予防接種、ノミダニやフィラリアの予防に…動物病院通いが増えて一気に慌ただしくなりますね。
私も先日、看板犬・ジャックを連れて動物病院に行ってきました。
現在ジャックは近所のかかりつけ動物病院と、月に一度通っている老犬クリニック、2つの病院にお世話になっています。
これまではかかりつけの動物病院の先生と相談しながら、混合ワクチン、狂犬病予防接種、ノミダニ予防薬、フィラリア駆虫薬をすべて接種、投与してきましたが、現在14歳、今年の誕生日で15歳になるジャックにこれまで通りすべての接種や投与が必要かどうか迷うところがあり、思い切って老犬クリニックの先生にセカンドオピニオンを求めてみました。
その結果、混合ワクチンは今後も接種し、狂犬病の予防接種は今年から猶予してもらえば良いのではということに。
…というのも、ジャックは体質的に狂犬病の予防接種の薬剤とはあまり相性が良くないようで、若い頃から打った後は結構しんどそうにしていることが多く、動物病院から自宅まで歩いて帰ることができず、途中でへばってしまったことがありました。(2〜3歳頃のことです)
シニアになってからも病院に連れて行くほどではないもののなんとなくしんどそうで、昨年はこれまで見てきた中で一番しんどそうでした。
「かかりつけの動物病院で猶予が認められなかったら、ウチで猶予証明出してあげますから!」と老犬クリニックの先生の心強いお言葉をいただき、意を決してかかりつけの先生に相談すると、あっさり猶予が認められ…狂犬病の予防接種はこれにて卒業させてもらえることになりました。
逆に「混合ワクチンはレプトスピラが含まれた7種以上の接種をオススメします!」と老犬クリニックの先生。
レプトスピラはネズミなどの尿中に排出された病原性レプトスピラに汚染された水や土壌との接触により感染する、人獣共通の細菌性感染症。ワンちゃんにとっては致死率の高い感染症です。
最近は豪雨や水害が多く、市街地でも河川や側溝から不衛生な水に接触する可能性もあり、実際に都心でも感染件数が増えているとのこと。
幸いジャックは混合ワクチンとは相性が良いようでシニアになってからも接種後はケロッとしていて元気なので、今年は10種の混合ワクチン(うち4種がレプトスピラ)を接種してきました。
そしてノミダニ予防薬やフィラリア駆虫薬も欠かすことはできないものの、副反応や死亡事例ができるだけ少ない、リスクのより低いお薬を選ぶようアドバイスをいただき、オススメの薬とそうでない薬をいくつか教えてもらってきました。
そんなこんなで、無事ワクチン接種を終え、予防薬も見直しを行い、半年に一度の血液検査も完了。
血液検査の結果にも年齢なりに悪いところがあちこち出てきているジャック。
まだまだ元気で食欲も旺盛ですが、仕草や行動を見ていると確実に老化が進んでいるなと見受けられる部分もあります。
ここからが飼い主の腕の見せどころ、頑張りどころ!
ジャックがこれからも穏やかに、少しでも快適にシニアライフを送れるよう、食事や日々のケアなどさらに工夫や配慮をしていかねばと考えをめぐらせる日々です。
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2021年04月07日
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