先月、お客様のネコちゃんとのお別れがありました。
アメリカンショートヘアのゴウくん、5歳の若さでした。
ゴウくんは長らくご愛顧いただいているお客様宅の5ニャンズのうちのひとり。
昨年春にメルくんと小夏ちゃんが立て続けに虹の橋へ旅立ち、今年はゴウくんまで…
飼い主様のご心痛はいかばかりかと、想像するだけで胸が苦しくなります。
ゴウくん、先月下旬に突然具合が悪くなり緊急入院。
飼い主様からは「ゴウくんが退院したら一度顔を見に来てやってください」とのご連絡をいただいていました。
その後奇跡の回復を遂げ、メキメキと元気を取り戻したゴウくん。
元気になったゴウくんに会えるのを、私も楽しみにしていました。
が、退院が決まり「今日が退院日」という日に無情にも容体が急変。
翌日未明に虹の橋へと旅立ったそうです。
先日、コロナ流行下ではありますが、ゴウくんの弔問に伺い、ゴウくんの入院中のこと、最期のこと、ご供養のこと、思い出話などなど…飼い主様と色々なお話をさせていただきました。
飼い主様、連絡を受けて病院に駆けつけるもゴウくんの最期には間に合わず…
でも、かかりつけの院長先生が夜を徹してゴウくんのそばについていてくれたそうで、まだぬくもりの残る、とっても安らかな可愛らしい表情のゴウくんとご対面できたと、先生にとっても感謝されていました。
業種は違えど同じく動物の命を預かる者として、動物に真摯に向き合い、飼い主様に誠意をもって仕事をさせていただく姿勢は今後も何より大切にしていきたいなと思えたエピソードでした。
食べることよりも、寝ることよりも、とにかく遊ぶこと大好きだったゴウくん。
シッターに伺うといつもオモチャの入った棚の前でこんな感じでした↓
ゴウくんの遊びには心優しい先輩猫・ちゃ吉くんがいつも付き合ってあげていて。
そんな二人の仲良しぶりに、いつも心癒されていました。
短い生涯でも、飼い主様と出会い、飼い主様のお家の子になったのには意味があって、きっと運命やご縁に導かれたのだと思います。
愛情深い飼い主様と、頼もしく優しい先輩猫たちに囲まれて過ごしたゴウくんは、人一倍、いや猫一倍幸せな生涯だったことでしょう。
元気すぎるくらい元気だったゴウくん、きっと5歳までに一生分を生ききってしまったのだと思います。
そんな話を飼い主様としていたら、ちゃ吉くんが何やら壁の一点をじっと見つめており…
ちょうどゴウくんの大好きなオモチャの棚のすぐ上あたり。
多分ゴウくんがきてくれていたんだと思います。
▲猫背の常識を覆す、ゴウくんの見事なエビ反り。名付けて「ゴウバウアー」
今頃は虹の橋にいる小夏ちゃん&メルくんと合流して、毎日走り回っているかな?
元気すぎるゴウくん、勢い余って虹の橋から落っこちてこっちの世界に戻ってきてくれそうな気がしてなりません。
ゴウくん、今までありがとう♪
小夏ちゃん&メルくんにもよろしく伝えておいてね。
▲こちらは弔問時にお持ちした心ばかりのハンドメイド品。
左は虹の橋にいる3ニャンズのフォトフレーム、右下はゴウくんの刺繡ブローチです。
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2021年08月06日
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