先週で看板犬・ジャックが旅立ってから半年が経過。
先日、月命日の供養もかねてペット霊園にお参りに行ってきました。
私の中の感覚としては「もう半年?」より「まだ半年?」という方がしっくりくる感じ。
ジャックと一緒に暮らしていたのが何だかはるか昔のことのように思えてしまいます。
ペットロスからなかなか立ち直れずに日々苦しんでいる飼い主さんも多い中で、ジャックのことを遠い過去として消化できてしまっている自分は薄情な人間なのでは?と思ってしまったこともありましたが、今でもジャックへの愛情は変わらずありますし、ジャックのことを思い出さない日は一日もありません。
そんな時、ペットロスケアカウンセラーの資格を取得した時に学んだ心理学用語「充実時程錯覚」を思い出しました。
これは、刺激を受ける量が多ければ多いほど、その期間(時間)を長く感じるというもの。
言われてみれば、確かにこの半年は刺激的すぎました。
プライベートではジャックの闘病、看取りの後、立て続けに身内の不幸や入退院、通院が続き。
春先にそれらが一段落したと思ったのも束の間、3月下旬に「まん延防止等重点措置」が解除されてからは、テレワークだったお客様が出勤形式に戻られたり、ご旅行やご帰省にお出かけになるお客様も増えたりで、シッター業務が一気にコロナ前の忙しさに逆戻り。
さらに、今年は「断捨離推進」を一年の目標にしているので、並行して自宅の大掃除、模様替え、不用品の徹底処分にいそしんでいました。
断捨離はモノばかりではなく、ライフスタイルや人付き合いも。
銀行口座や生命保険、様々な生活インフラやサービスも徹底的に見直したり、変更したり、解約したり。
半年間頭も体もフル稼働だったので、半年間に半年以上分の刺激を受けてしまったことで、半年以上の時間が経過したような錯覚を起こしてしまったのだと思います。
そして、シッター業務が慌ただしくなった理由は、実は“まん防解除”だけではありません。
シッター開業9年目にもなると、お客様のワンちゃん、ネコちゃんの高齢化、そして飼い主様やそのご家族の高齢化も進んでいて…介護や投薬が必要な子たちがずいぶん増えてきました。
そうなると健康な時とはお世話の仕方も、気を配るべきところも、お世話にかかる時間も変わってくるので、飼い主様に病状や体調、ケア方法をヒアリングしながら改めて打ち合わせをし直したり。
大変でないと言えばウソになりますが、それでも長年飼い主様と信頼関係を築いてきたからこそ困ったときに頼ってもらえたり、若くて元気なうちからお世話に関わっているワンちゃんネコちゃんだからこそ警戒されずに介護や投薬をさせてもらえたりして、そんな時「長くこの仕事を続けてきて良かったなぁ」と報われる瞬間でもあります。
そんなわけで、1ヶ月もブログをさぼっていましたが、相変わらず元気に働いております。
▼写真は最近のキキ。
去年までジャックが愛用していた寝床を、すっかり気に入って自分のものにしています。
ジャックが寝ていた時と比べると、小さなキキには広すぎる寝床ですが…誰にも干渉されずに広い場所を独り占めするのが大好きなキキにはこれが嬉しくて仕方ないようです。
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2022年06月13日
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