すぐに更新するつもりが、またまた3週間も間が空いてしまいました💦
シッター日記、第2回。
今日はこのブログでは初登場のニャンコたち、キヌちゃん&ロイくん。
ゴールデンウィーク直前にお世話に伺いました。
キヌちゃんは「ザ・猫」という感じの猫らしい女の子。
初めて会った時にはちょっと警戒していましたが、大丈夫だと分かるとすぐに心を開いてくれました。
一方ロイくんは誰にでもフレンドリーな、人懐っこいワンちゃんのような男の子。
玄関を開けると脱走防止ゲートの向こう側で待ってくれていて
「早く遊ぼうよー」と柵の隙間から手を伸ばして猛アピール!
投げたものをくわえて持って来るのが得意で、遊び方もまるでワンちゃんのようです。
仲良く並んでごはんを食べ、
おやつは我先にと争奪戦!
二人とも盛り付け中から待ちきれずに跳びついてくる食いしん坊っぷりです。
若さゆえの旺盛な食欲と疲れ知らずの遊びっぷりで、元気にお留守番を終えてくれました。
実はキヌちゃん&ロイくんは、このブログでもお馴染みの次郎ちゃんファミリー。
次郎ちゃんの飼い主様のお嬢様宅のネコちゃんたち。
有り難いことに次郎ちゃんのパパ&ママのお宅と、そのお嬢様のお宅、2世代(2世帯)でご愛顧いただいているんです。
ご家族揃ってのご旅行だったので、この日はキヌちゃん&ロイくんのシッターと並行して次郎ちゃんのシッターにも伺っていました。
次郎ちゃん、お留守番の直前から少しお腹を壊していましたが、フードをお湯でふやかしてお芋をトッピングした温かいごはんにし、お腹をいたわりながら過ごすうちに日々回復。
お留守番が終わる頃にはお腹の調子もすっかり良くなり、元気にご家族のお帰りを待つことができました。
シッター最終日。
夕方のお散歩を終えて玄関先で次郎ちゃんの足拭きをしていると、夜ご帰宅予定だったご家族が少し早めにご帰宅になりました。
お世話中の思いがけないご家族のご帰宅に、次郎ちゃん大はしゃぎ!
「お帰り〜!!」とご家族ひとりひとりに跳びついて、お部屋中を走り回って、これ以上ないほどの喜びようでした。
ご機嫌な次郎ちゃんを囲んで、しばしご家族の皆さんと世間話。
お土産をいただいたり、ご旅行のお土産話を伺ったり、こちらから次郎ちゃん、キヌちゃん、ロイくんの様子をお伝えしたり。
そんな中で次郎ちゃんのママが不意に「伊藤さんが家にいてももう全然違和感ないよね。家族みたい」と、とっても嬉しい言葉をかけてくださいました。
大切なご家族の一員であるワンちゃんネコちゃんたちのお世話をお任せいただくシッターとして、家族のようにお世話ができることが一番の理想なので、飼い主様からそのような評価をいただけるのは本当に光栄なことです。
お嬢様宅ではお世話のご報告を共有するため、ご家族のLINEグループに混ぜていただいたりして…文字通り家族ぐるみのお付き合いをしていただいています。
次郎ちゃんファミリーとのお付き合いも今年で丸9年。
開業当初からずっとご愛顧いただいている大切な大切なお客様です。
…というわけで、シッター日記まだまだ続きます。
第3回もお楽しみに〜♪
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2023年06月12日
2023年05月23日
シッター日記 2023春(その1)
気づけばブログを1ヶ月も放置してしまいました。
この1ヶ月はゴールデンウィークの繁忙期、繁忙期から通常営業への切り替え、5月とは思えない夏のような暑さなどに対応しつつ、何かと慌ただしく営業していました。
歳のせいか、消耗した体力の回復がちょっとずつ遅くなってきた感があり…(笑)
頑張り方も歳相応にしなければと、来たる梅雨や夏の営業をどう乗り切ろうか、色々考えをめぐらせているところです。
さて、今日からは「シッター日記 2023春」と題して、今年のお正月からゴールデンウィークまでにお世話に伺ったワンちゃんネコちゃんたちをたっぷりご紹介していきたいと思います。
トップバッターはウィンクを披露してくれたブリティッシュショートヘアのヨイタくん。
ヨイタくん、実は昨年夏からダイエットに取り組んでいます。
食べ盛りにごはんをモリモリ食べてしまった結果、体重が一気に増え、自重で足を痛めてしまい…
病院の先生のアドバイスを受けて即ダイエット生活スタート。
足腰の関節に良いサプリメントを摂取しながら、ごはんはあげ過ぎを防ぐため、給餌器を導入。
ごはんは朝晩2回ではなく少量のフードがこまめに出るようにセットし、おやつの時間も無くさず、ヨイタくんの食べる楽しみを奪わずに食べる量を減らす工夫をされていました。
そしてダイエットから約半年後の今年のお正月。
久々に会ったヨイタくん、ちょっとほっそりしてるー!!!
ダイエット前のお写真と比べてみると…
座り姿はどこかぽってりしていて、
くつろぐときはアザラシのように床に寝転んでドドーン!!
遊びも寝たまま手だけ動かしてということが多かったのですが、
今は遊び方も機敏になり、これまで届かなかった下半身のグルーミングもできるように。
足が痛かったこともすっかり忘れ、元気に過ごしています。
ヨイタくんもこの春で9歳。
ワンちゃんやネコちゃんのしつけやダイエット、体質や食事の改善など、「今さら…」「もう歳だから…」とあきらめてしまう飼い主さんも多いですが、一念発起してヨイタくんのダイエットに取り組んだ飼い主様の勇気ある決断と、日々ダイエットに励むヨイタくんの頑張りに、心から拍手を送ると共に、これからも全力応援していきたいと思います。
続いてはお正月と春休みにお世話に伺った1ワン&3ニャンのにぎやかファミリー。
チワワのぷてぃぷてぃくん。
風太くん。
雷太くん&めいちゃん。
警戒心強めなぷてぃぷてぃくんに対し、物怖じしない温厚な性格の風太くん。
誰にでもフレンドリーな風太くんとの暮らしの中で、ぷてぃぷてぃくんもずいぶん警戒が解け、膝に乗ってきてくれたり、手からおやつを食べたりすることももうすっかり当たり前になってきました。
この日の風太くん、模様替えしたばかりのぷてぃぷてぃくんのサークルに興味津々で、ベッドを陣取ってみたり、クレートの上に座ってみたり。
ぷてぃぷてぃくんに吠えられても、お構いなし(笑)
ならばと、ぷてぃぷてぃくんもネコちゃんたちのプレイルームにあるトンネルに乱入!
ぷてぃぷてぃくん、シニアさんですがまだまだ元気いっぱい、負けていません。
一方、やんちゃ盛りで目が離せない雷太くん&めいちゃん。
お気に入りのオモチャに大興奮で、いつもプレイルームを縦横無尽に跳び回っています。
雷太くん&めいちゃんにもとっても優しい風太くん。
めいちゃん、そんな風太くんが大好きなようで、お昼寝は風太くんに身を寄せてこの表情。
安心しきった幸せそうな寝顔です。
誰にでも優しくて、フレンドリーで、おっとり穏やかなムードメーカー的存在の風太くん。
手がかからない子なので、ついつい目が離せない他の子たちのお世話を優先してしまいがちになりますが、お世話の最後には必ず風太くんだけをかまってあげる時間を取るようにしています。
この時ばかりは風太くんも膝に乗ってきてくれたり、喉をゴロゴロ鳴らしたり、前足をフミフミしたりしながら全力で甘えてきてくれます。
風太くんの存在のおかげで、お留守番中のお家の中にはいつも和やかな空気が流れています。
いつもみんなのために空気を読んだり気配りしてくれたりして、ありがとうね。
お次はスコティッシュフォールドのぐんちゃん&アメショーの舞花ちゃんファミリー。
ゴールデンウィークにお世話に伺いました。
おっとりぐんちゃんとすばしっこい舞花ちゃん。
いつもオモチャ遊びをすると先にエンジンがかかるのは舞花ちゃんなのですが、この日はぐんちゃんが大張り切り!
舞花ちゃんも入るスキがないほど激しい遊びっぷりでした。
ブレブレですが、ぐんちゃんを写したこちらの1枚。
小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」のCDジャケットを思い出してしまいました(懐)
ぐんちゃんがひとしきり遊び終えた後、今度は舞花ちゃんが遊ぶ番。
自動掃除機が近づいてもお構いなしで遊ぶ、舞花ちゃん。
小さな体で大物ぶりを発揮しています。
ぐんちゃん&舞花ちゃんと共に暮らすセキセイインコのピーちゃん。
金魚のピンポンくん。
亀のたろうくん&はなちゃん。
カメラを向けたら水面から顔を出してカメラ目線で寄ってきてくれました。
かわいい〜
ベランダにあるたくさんの植物の中でひときわ存在感を放っていた大輪のアマリリス。
動物も植物も、みんなイキイキ、元気いっぱいのぐんちゃん&舞花ちゃんファミリーでした。
…というわけで、第1回はここまで。
第2回をお楽しみに〜♪
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この1ヶ月はゴールデンウィークの繁忙期、繁忙期から通常営業への切り替え、5月とは思えない夏のような暑さなどに対応しつつ、何かと慌ただしく営業していました。
歳のせいか、消耗した体力の回復がちょっとずつ遅くなってきた感があり…(笑)
頑張り方も歳相応にしなければと、来たる梅雨や夏の営業をどう乗り切ろうか、色々考えをめぐらせているところです。
さて、今日からは「シッター日記 2023春」と題して、今年のお正月からゴールデンウィークまでにお世話に伺ったワンちゃんネコちゃんたちをたっぷりご紹介していきたいと思います。
トップバッターはウィンクを披露してくれたブリティッシュショートヘアのヨイタくん。
ヨイタくん、実は昨年夏からダイエットに取り組んでいます。
食べ盛りにごはんをモリモリ食べてしまった結果、体重が一気に増え、自重で足を痛めてしまい…
病院の先生のアドバイスを受けて即ダイエット生活スタート。
足腰の関節に良いサプリメントを摂取しながら、ごはんはあげ過ぎを防ぐため、給餌器を導入。
ごはんは朝晩2回ではなく少量のフードがこまめに出るようにセットし、おやつの時間も無くさず、ヨイタくんの食べる楽しみを奪わずに食べる量を減らす工夫をされていました。
そしてダイエットから約半年後の今年のお正月。
久々に会ったヨイタくん、ちょっとほっそりしてるー!!!
ダイエット前のお写真と比べてみると…
座り姿はどこかぽってりしていて、
くつろぐときはアザラシのように床に寝転んでドドーン!!
遊びも寝たまま手だけ動かしてということが多かったのですが、
今は遊び方も機敏になり、これまで届かなかった下半身のグルーミングもできるように。
足が痛かったこともすっかり忘れ、元気に過ごしています。
ヨイタくんもこの春で9歳。
ワンちゃんやネコちゃんのしつけやダイエット、体質や食事の改善など、「今さら…」「もう歳だから…」とあきらめてしまう飼い主さんも多いですが、一念発起してヨイタくんのダイエットに取り組んだ飼い主様の勇気ある決断と、日々ダイエットに励むヨイタくんの頑張りに、心から拍手を送ると共に、これからも全力応援していきたいと思います。
続いてはお正月と春休みにお世話に伺った1ワン&3ニャンのにぎやかファミリー。
チワワのぷてぃぷてぃくん。
風太くん。
雷太くん&めいちゃん。
警戒心強めなぷてぃぷてぃくんに対し、物怖じしない温厚な性格の風太くん。
誰にでもフレンドリーな風太くんとの暮らしの中で、ぷてぃぷてぃくんもずいぶん警戒が解け、膝に乗ってきてくれたり、手からおやつを食べたりすることももうすっかり当たり前になってきました。
この日の風太くん、模様替えしたばかりのぷてぃぷてぃくんのサークルに興味津々で、ベッドを陣取ってみたり、クレートの上に座ってみたり。
ぷてぃぷてぃくんに吠えられても、お構いなし(笑)
ならばと、ぷてぃぷてぃくんもネコちゃんたちのプレイルームにあるトンネルに乱入!
ぷてぃぷてぃくん、シニアさんですがまだまだ元気いっぱい、負けていません。
一方、やんちゃ盛りで目が離せない雷太くん&めいちゃん。
お気に入りのオモチャに大興奮で、いつもプレイルームを縦横無尽に跳び回っています。
雷太くん&めいちゃんにもとっても優しい風太くん。
めいちゃん、そんな風太くんが大好きなようで、お昼寝は風太くんに身を寄せてこの表情。
安心しきった幸せそうな寝顔です。
誰にでも優しくて、フレンドリーで、おっとり穏やかなムードメーカー的存在の風太くん。
手がかからない子なので、ついつい目が離せない他の子たちのお世話を優先してしまいがちになりますが、お世話の最後には必ず風太くんだけをかまってあげる時間を取るようにしています。
この時ばかりは風太くんも膝に乗ってきてくれたり、喉をゴロゴロ鳴らしたり、前足をフミフミしたりしながら全力で甘えてきてくれます。
風太くんの存在のおかげで、お留守番中のお家の中にはいつも和やかな空気が流れています。
いつもみんなのために空気を読んだり気配りしてくれたりして、ありがとうね。
お次はスコティッシュフォールドのぐんちゃん&アメショーの舞花ちゃんファミリー。
ゴールデンウィークにお世話に伺いました。
おっとりぐんちゃんとすばしっこい舞花ちゃん。
いつもオモチャ遊びをすると先にエンジンがかかるのは舞花ちゃんなのですが、この日はぐんちゃんが大張り切り!
舞花ちゃんも入るスキがないほど激しい遊びっぷりでした。
ブレブレですが、ぐんちゃんを写したこちらの1枚。
小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」のCDジャケットを思い出してしまいました(懐)
ぐんちゃんがひとしきり遊び終えた後、今度は舞花ちゃんが遊ぶ番。
自動掃除機が近づいてもお構いなしで遊ぶ、舞花ちゃん。
小さな体で大物ぶりを発揮しています。
ぐんちゃん&舞花ちゃんと共に暮らすセキセイインコのピーちゃん。
金魚のピンポンくん。
亀のたろうくん&はなちゃん。
カメラを向けたら水面から顔を出してカメラ目線で寄ってきてくれました。
かわいい〜
ベランダにあるたくさんの植物の中でひときわ存在感を放っていた大輪のアマリリス。
動物も植物も、みんなイキイキ、元気いっぱいのぐんちゃん&舞花ちゃんファミリーでした。
…というわけで、第1回はここまで。
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2023年04月17日
ライフイベントを支える。
冠婚葬祭に伴って需要が発生することも多いペットシッターのお仕事。
私もこれまでたくさんのお客様の冠婚葬祭に伴うご依頼をいただいてきました。
なかでも圧倒的に多いのが、離れて暮らすご親族のお通夜やお葬式に参列する際のご依頼。
こればかりは前もって日時がわかるものではないため、どうしても急にならざるを得ず、充分にお打ち合わせや段取りができないこともありますが、悲しみや気忙しさの真っ只中にいらっしゃるお客様に極力ご負担をおかけしないよう、これまでのお世話内容を元に臨機応変に対応をさせていただき、とにかくワンちゃんネコちゃんのことは心配せずお別れの時をゆっくり過ごしていただけるようなお世話とご報告を心がけています。
一方、機会は少ないのですが、ご結婚式に伴うご依頼も何度かいただきました。
ご結婚式の場合は前もって日時が決まっているので、当日までにお客様と余裕を持ってやり取りができ、万全の態勢でお世話当日を迎えることができます。
こちらは昨年秋、ご家族のご結婚式のためお留守番をすることになった、トイプードルのぽん太くん。
シニアさんで持病もあり、トイレは外でしたい派のぽん太くん。
朝から晩までの長時間のお留守番の間に、午前中と夕方の2回のお世話のご依頼をいただきました。
本当は朝と夕方の2回訪問する予定でしたが、ちょうどこの日は他のお客様のご予約が少なかったので「朝から夕方の間、ずっとぽん太くんと一緒に過ごさせていただくこともできますよ」とご提案すると、飼い主様が「実は終日お願い出来たら…と思っていたので願ったり叶ったりです!」と、とても喜んでくださって。
この日はお天気にも恵まれ、たくさんお散歩して、たくさんオモチャ遊びもして。
こんなに長い時間ぽん太くんと過ごすのは初めてのことだったので、いつものお世話中には見られない表情も見られて、私にとっても楽しい時間でした。
続いてこちらは今年の2月にご家族のご結婚式のため2日間のお留守番をすることになった、シュナウザー×コッカーの次郎ちゃん。
次郎ちゃん、当時背中と腰の痛みを発症していて、一時はお散歩もできないほどの痛みで病院に掛かっていましたが、徐々に回復し始めたところで迎えたお留守番。
心配なので、事前に飼い主様へ詳しい症状と、段差の上り下りや抱っこなど「できること」と「できないこと」を細かくヒアリングさせていただき、ぽん太くん同様終日次郎ちゃんを見守りながらのお世話をご提案しました。
飼い主様から詳しくお話をお聞き出来ていたおかげで、次郎ちゃんに一度も痛い思いをさせることなくお世話ができ、2日目には初日にできなかった段差の上り下りができるまでに回復し、私もホッと一安心。
元気にお留守番を終えて飼い主様のお帰りを待つことができました!
ぽん太くんも次郎ちゃんも、開業初期から長らくご愛顧いただいている常連のお客様。
これまで数えきれないほどお世話に伺っていて、私が家に訪ねて来ることにもすっかり慣れていて、リラックスして過ごせることがわかっているので、終日一緒に過ごすお世話をご提案させていただきました。
その証拠に、お散歩やオモチャ遊びで満足すると、私がいてもお構いなしで隣でスヤスヤ熟睡。
これがもし、私が訪ねて来ると緊張や警戒をしてしまう子、フレンドリーな子でもはしゃぐあまり興奮しすぎてしまうような子だと、かえって負担になってしまうので、終日のお世話はご提案できません。
可愛らしい寝顔を見せてもらえるのもまた、長時間のお世話の時だけのお楽しみです♪
こちらはぽん太くんご家族、次郎ちゃんご家族にプレゼントさせていただいた、当店からのささやかなご結婚お祝い。
「ウェディングベア」ならぬ「ウェディングドッグ」を作ってみました。
▲ぽん太くんのご家族には、ぽん太くんと同じ毛色のトイプードルの新郎新婦を。
▲次郎ちゃんのご家族には、次郎ちゃんをモデルにした新郎と、次郎ちゃんの先輩犬で今はお空にいるシーズーのけんちゃんをモデルにした新婦を。
どちらもとっても喜んでいただけて、ご結婚式当日の受付やウェルカムボードに飾って下さったと後からお聞きして感激してしまいました!
お幸せなご家族皆さんのお顔を思い浮かべながらするお世話やお留守番はいつも以上に楽しく、私も幸せのお裾分けをいただいている気分になります。
ワンちゃんネコちゃんのお世話を通じてご家族のライフイベントを支えること――ペットシッターにとって、大変光栄で重大な任務です!
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私もこれまでたくさんのお客様の冠婚葬祭に伴うご依頼をいただいてきました。
なかでも圧倒的に多いのが、離れて暮らすご親族のお通夜やお葬式に参列する際のご依頼。
こればかりは前もって日時がわかるものではないため、どうしても急にならざるを得ず、充分にお打ち合わせや段取りができないこともありますが、悲しみや気忙しさの真っ只中にいらっしゃるお客様に極力ご負担をおかけしないよう、これまでのお世話内容を元に臨機応変に対応をさせていただき、とにかくワンちゃんネコちゃんのことは心配せずお別れの時をゆっくり過ごしていただけるようなお世話とご報告を心がけています。
一方、機会は少ないのですが、ご結婚式に伴うご依頼も何度かいただきました。
ご結婚式の場合は前もって日時が決まっているので、当日までにお客様と余裕を持ってやり取りができ、万全の態勢でお世話当日を迎えることができます。
こちらは昨年秋、ご家族のご結婚式のためお留守番をすることになった、トイプードルのぽん太くん。
シニアさんで持病もあり、トイレは外でしたい派のぽん太くん。
朝から晩までの長時間のお留守番の間に、午前中と夕方の2回のお世話のご依頼をいただきました。
本当は朝と夕方の2回訪問する予定でしたが、ちょうどこの日は他のお客様のご予約が少なかったので「朝から夕方の間、ずっとぽん太くんと一緒に過ごさせていただくこともできますよ」とご提案すると、飼い主様が「実は終日お願い出来たら…と思っていたので願ったり叶ったりです!」と、とても喜んでくださって。
この日はお天気にも恵まれ、たくさんお散歩して、たくさんオモチャ遊びもして。
こんなに長い時間ぽん太くんと過ごすのは初めてのことだったので、いつものお世話中には見られない表情も見られて、私にとっても楽しい時間でした。
続いてこちらは今年の2月にご家族のご結婚式のため2日間のお留守番をすることになった、シュナウザー×コッカーの次郎ちゃん。
次郎ちゃん、当時背中と腰の痛みを発症していて、一時はお散歩もできないほどの痛みで病院に掛かっていましたが、徐々に回復し始めたところで迎えたお留守番。
心配なので、事前に飼い主様へ詳しい症状と、段差の上り下りや抱っこなど「できること」と「できないこと」を細かくヒアリングさせていただき、ぽん太くん同様終日次郎ちゃんを見守りながらのお世話をご提案しました。
飼い主様から詳しくお話をお聞き出来ていたおかげで、次郎ちゃんに一度も痛い思いをさせることなくお世話ができ、2日目には初日にできなかった段差の上り下りができるまでに回復し、私もホッと一安心。
元気にお留守番を終えて飼い主様のお帰りを待つことができました!
ぽん太くんも次郎ちゃんも、開業初期から長らくご愛顧いただいている常連のお客様。
これまで数えきれないほどお世話に伺っていて、私が家に訪ねて来ることにもすっかり慣れていて、リラックスして過ごせることがわかっているので、終日一緒に過ごすお世話をご提案させていただきました。
その証拠に、お散歩やオモチャ遊びで満足すると、私がいてもお構いなしで隣でスヤスヤ熟睡。
これがもし、私が訪ねて来ると緊張や警戒をしてしまう子、フレンドリーな子でもはしゃぐあまり興奮しすぎてしまうような子だと、かえって負担になってしまうので、終日のお世話はご提案できません。
可愛らしい寝顔を見せてもらえるのもまた、長時間のお世話の時だけのお楽しみです♪
こちらはぽん太くんご家族、次郎ちゃんご家族にプレゼントさせていただいた、当店からのささやかなご結婚お祝い。
「ウェディングベア」ならぬ「ウェディングドッグ」を作ってみました。
▲ぽん太くんのご家族には、ぽん太くんと同じ毛色のトイプードルの新郎新婦を。
▲次郎ちゃんのご家族には、次郎ちゃんをモデルにした新郎と、次郎ちゃんの先輩犬で今はお空にいるシーズーのけんちゃんをモデルにした新婦を。
どちらもとっても喜んでいただけて、ご結婚式当日の受付やウェルカムボードに飾って下さったと後からお聞きして感激してしまいました!
お幸せなご家族皆さんのお顔を思い浮かべながらするお世話やお留守番はいつも以上に楽しく、私も幸せのお裾分けをいただいている気分になります。
ワンちゃんネコちゃんのお世話を通じてご家族のライフイベントを支えること――ペットシッターにとって、大変光栄で重大な任務です!
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2023年02月20日
初開催!シルエットクイズ
まだまだ寒い日が続きますが、公園には水仙が咲いていたり、本牧通りはハクモクレンのつぼみが膨らんで来たり、春の兆しがあちらこちらに感じられるようになってきました。
天気の良い日は風は冷たくとも日差しがポカポカ暖かく、お客様のワンちゃんとしばし足を止めて日向ぼっこを楽しんでいます。
そんな晴れた日のお散歩中。
お客様への送信用にワンちゃんたちの姿を撮影すると、地面にはワンちゃんたちの影がくっきり!
ワンちゃん本人はもちろん可愛いのですが、最近は影の可愛らしさに魅せられ、シルエット写真をたくさん撮るようになりました。
…というわけで、今日は初めての試み、シルエットクイズ!!
影を見て、犬種を当てられたらかなりのワンコ通。
さらに、影からワンちゃんのお名前まで分かった方は、「グリーンジャック通」の称号を差し上げます(笑)
それでは、行きますよー(^-^)/
【第1問】
ヒント:くるりと巻いた尻尾、三角のお耳が特徴です!
答えは…
柴犬のチロちゃんでした。
【第2問】
ヒント:モコモコのまぁるい頭、お耳、尻尾が特徴です!
答えは…
トイプードルのぽん太くんでした。
徐々に難易度上がりますよ〜
【第3問】
ヒント:影ではちょっとわかりづらいですが…丸い頭に垂れた大きなお耳、筋肉質な体形と長い被毛で覆われた足が特徴です!
答えは…
アメリカン・コッカー・スパニエルのレオンくんでした。
解答の写真がまぶしそうな表情になってしまったので、お目目パッチリ、イケメンショットもどうぞ♪
【第4問】
超難問のミックス犬!
ヒント:犬種のうちのひとつは角ばったマズル、少し出っ張った眉のあたり、筋肉質な体形が特徴。もうひとつの犬種はまぁるい頭、垂れた大きなお耳、筋肉質な体形が特徴です。
答えは…
ミニチュア・シュナウザー×アメリカン・コッカー・スパニエルの次郎ちゃんでした。
正解写真が後姿になってしまったので、正面からの次郎ちゃん。かわいいなぁ。。
【第5問】
最終問題です!
ヒント:ピンと上を向いたお耳と、引き締まった体、細い脚が特徴です!
答えは…
ミニチュア・ピンシャーのローズちゃん&ジェイダちゃんでした。
最近ローズちゃん&ジェイダちゃんのお散歩に伺うと、ローズちゃんは「わーい!お散歩だー!!」と張り切ってケージから出て来るのに対し、ジェイダちゃんは寝床に潜ってなかなか出て来ず。。
この姿を見ると脳内にはマックのCMでおなじみのあの曲「♬ふーとーんーのーなーかーかーらーでーたーくーなーいー♬」が流れてしまいます。
でも、一歩外に出てしまえば、ローズちゃんと競い合うように大張り切りでお散歩しているジェイダちゃん。
布団が恋しい季節も残りわずかですね。
…というわけで、シルエットクイズでした。
また可愛いシルエット写真が溜まったら、不定期開催したいと思います。
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天気の良い日は風は冷たくとも日差しがポカポカ暖かく、お客様のワンちゃんとしばし足を止めて日向ぼっこを楽しんでいます。
そんな晴れた日のお散歩中。
お客様への送信用にワンちゃんたちの姿を撮影すると、地面にはワンちゃんたちの影がくっきり!
ワンちゃん本人はもちろん可愛いのですが、最近は影の可愛らしさに魅せられ、シルエット写真をたくさん撮るようになりました。
…というわけで、今日は初めての試み、シルエットクイズ!!
影を見て、犬種を当てられたらかなりのワンコ通。
さらに、影からワンちゃんのお名前まで分かった方は、「グリーンジャック通」の称号を差し上げます(笑)
それでは、行きますよー(^-^)/
【第1問】
ヒント:くるりと巻いた尻尾、三角のお耳が特徴です!
答えは…
柴犬のチロちゃんでした。
【第2問】
ヒント:モコモコのまぁるい頭、お耳、尻尾が特徴です!
答えは…
トイプードルのぽん太くんでした。
徐々に難易度上がりますよ〜
【第3問】
ヒント:影ではちょっとわかりづらいですが…丸い頭に垂れた大きなお耳、筋肉質な体形と長い被毛で覆われた足が特徴です!
答えは…
アメリカン・コッカー・スパニエルのレオンくんでした。
解答の写真がまぶしそうな表情になってしまったので、お目目パッチリ、イケメンショットもどうぞ♪
【第4問】
超難問のミックス犬!
ヒント:犬種のうちのひとつは角ばったマズル、少し出っ張った眉のあたり、筋肉質な体形が特徴。もうひとつの犬種はまぁるい頭、垂れた大きなお耳、筋肉質な体形が特徴です。
答えは…
ミニチュア・シュナウザー×アメリカン・コッカー・スパニエルの次郎ちゃんでした。
正解写真が後姿になってしまったので、正面からの次郎ちゃん。かわいいなぁ。。
【第5問】
最終問題です!
ヒント:ピンと上を向いたお耳と、引き締まった体、細い脚が特徴です!
答えは…
ミニチュア・ピンシャーのローズちゃん&ジェイダちゃんでした。
最近ローズちゃん&ジェイダちゃんのお散歩に伺うと、ローズちゃんは「わーい!お散歩だー!!」と張り切ってケージから出て来るのに対し、ジェイダちゃんは寝床に潜ってなかなか出て来ず。。
この姿を見ると脳内にはマックのCMでおなじみのあの曲「♬ふーとーんーのーなーかーかーらーでーたーくーなーいー♬」が流れてしまいます。
でも、一歩外に出てしまえば、ローズちゃんと競い合うように大張り切りでお散歩しているジェイダちゃん。
布団が恋しい季節も残りわずかですね。
…というわけで、シルエットクイズでした。
また可愛いシルエット写真が溜まったら、不定期開催したいと思います。
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2023年02月13日
ゆっくり、無理せず、心のままに。
昨年秋から冬にかけて、虹の橋へ旅立ったワンちゃんネコちゃんたち。
これまで長らくお世話をさせていただいた感謝を込めてご紹介します。
最初は秋田犬のなつみちゃん。
昨年10月、虹の橋へ旅立ちました。
御年16歳。
以前もこのブログに書きましたが、秋田犬で現存する最高齢の記録は17歳と言われているので、奇跡と言っても過言ではないご長寿でした。
晩年は足腰が弱くなり、お耳も聞こえづらくなり、食欲にもムラが出たり、オムツが必要になったりと、介護生活を送っていたなつみちゃん。
それでも介護ハーネスを着けてお散歩したり、
好物のおやつやフードだとキッチンまでおねだりに来てモリモリ食べたりして、元気に過ごしていました。
なつみちゃんのお家には、7年ほど前に7歳の若さで虹の橋へ旅立った大ちゃんという弟分の秋田犬の男の子がいました。
なつみちゃん、大ちゃんの分まで長生きして、本当に偉かったね。
きっと虹の橋で久しぶりの再会を果たし、また一緒に過ごしているんだろうなぁ…と、元気だった頃の二人の笑顔を思い出しています。
なつみちゃんに最後のお別れを言いに行った際に、飼い主様にお贈りした羊毛フェルト細工。
せっかくなので大ちゃんとなつみちゃん、ふたり一緒に。
フレームからあふれ出そうな二人の笑顔です(^-^)
続いてはシャムMIXのこゆきくん。
昨年11月、18歳半ばで虹の橋へと旅立ちました。
実は11月にこゆきくんのシッターのご依頼をいただいていたのですが、鍵のお預かりとお打ち合わせに伺うと「数日前からまったくごはんを食べないんです」と飼い主様。
そこから約2週間の後、シッター予定日を前にこゆきくんは旅立っていきました。
今にして思うと、こゆきくんはすべてを察して、徐々に食べるものを断ち、お水を断ち…旅立ちの準備を始めていたのだと思います。
「愛犬愛猫には1分1秒でも長く生きていてほしい、そのためにはどんなことでもしたい」と願う飼い主様がいらっしゃる一方で、最近は「終末期に頻繁に通院するなどの医療行為はせず、無理に食べさせたり飲ませたりすることもせずに、最後は枯れるように自然に旅立たせてあげたい」と願う飼い主様も増えてきました。
ただ、そうは思っていてもそれを貫くのは飼い主様にも強い意志が必要で、やはり目の前の愛犬愛猫が衰弱していく姿を見ているのがつらくなり、結局病院に駆け込む…という方も少なくありません。
でも、病院が大の苦手だったこゆきくん。
飼い主様、主治医の先生とも相談し「無理な治療や処置はせず、自然にまかせてこゆきくんの経過を見守りましょう」という結論に。
終末期に色々な治療や処置を提案される獣医さんも多い中で、こゆきくんにかかるストレスに最大限配慮して、飼い主様の決断を後押しされた先生の、動物と飼い主様に寄り添うお気持ちに感銘を受けました。
こゆきくんの訃報を受けた翌日、鍵のご返却もかねて弔問に伺い、こゆきくんにも直接お別れが言えました。
その時お贈りしたこゆきくんの羊毛フェルト細工。
「ぜひこゆきくんのおヒゲをもらって、この羊毛フェルトに刺して完成させてくださいね」と飼い主様に託しました。
近い将来、また猫を家族に迎えたいとおっしゃっていた飼い主様から「こゆきが毛皮を着替えて我が家に戻ってきたら、必ずご連絡します」との嬉しいお言葉をいただきました。
また笑顔で飼い主様と再会できる日がとても楽しみです。
最後はチワワ×シーズーMIXのヘイジくん。
昨年12月、15歳で虹の橋へ旅立ちました。
ヘイジくんが亡くなる前の月にシッターにお伺いした時は元気いっぱい&食欲旺盛だったヘイジくん。
「またねー」と言ってお別れしたのがまさか最後になってしまうとは、思いもよりませんでした。
長年心臓に持病を抱えてはいたものの、お薬を飲みながら体調をコントロールし、15歳まで元気に長生き。
しかも、亡くなる当日まで自力で食事やトイレもできており、介護日数は0日だったそうです。
そして、旅立ちはご家族が揃うのを待って、最愛の飼い主様の腕の中で…
飼い主様からお聞きした旅立ちの様子に、空気が読めておりこうさんで、抱っこが大好きだったヘイジくんらしい最期だなぁと、胸が熱くなりました。
ただ、それなりに覚悟をする時間が持てる介護期を経た子のお別れと比べると、介護期を経ずにお別れを迎えた飼い主様のペットロスは辛いものになることが多く…すぐに弔問に伺ってヘイジくんのお話しをするのはかえって飼い主様にも辛い思いをさせてしまうと思い、ヘイジくんの羊毛フェルト細工にお手紙を添えて、郵便受けへ投函し、弔問は控えました。
ヘイジくん、いつもハウスで前足をそろえてお行儀よく寝ている姿が印象的だったので、羊毛フェルト細工はその時のヘイジくんをモデルに。
年が明け、1月の終わり頃。
仕事帰りにヘイジくんの飼い主様とバッタリお会いしました。
私も一昨年の12月にジャックとお別れし、昨年の1月はまだ悲しみの真っ只中にいました。
ちょうど1年前の自分と重なって、飼い主様の悲しみが手に取るように理解でき…ヘイジくんのこと、ペットロスのこと、二人して涙しながら色々なことをお話ししました。
仕事柄、愛犬愛猫を亡くされたばかりの飼い主様とお話しする機会が多いですが、帰り際に飼い主様から「伊藤さんとお話しできて気持ちが楽になりました」とのありがたいお言葉をよくいただきます。
特別なことは何ひとつしていませんが、長年シッターとしてお世話をさせていただいたからこそわかる、ワンちゃんネコちゃんの性格や持病など、細かな背景を理解した上でお話ができること、そして私自身がペットロスの経験者であり飼い主様のお気持ちに共感できることが、そう言っていただける理由なのかなと思っています。
私は「くよくよしていたらワンちゃんネコちゃんが悲しみますよ」なんてことは口が裂けても言いません。
悲しむことは決して悪いことではないですし、悲しみの深さはイコール愛情の深さ。
道を歩いていてよそのワンちゃんを見て涙が出てしまったり、スーパーでお買い物をしていて亡くなった子の大好物を見て涙が出てしまったりしてもいいじゃない!マスクをして風邪や花粉症のフリをして誤魔化せばいいんだ、って思っています。
焦らずゆっくり、感情に無理にフタをせず、涙を流す時間も、悲しみに向き合う時間もぜひ大切にしてほしい…そんな時、姿は見えずとも愛犬愛猫が必ずそばにいてくれると信じています。
ちなみにこゆきくんとヘイジくんは、ジャックと同じペット霊園。(我が家がかれこれ15年来お世話になっているペット霊園で、お客様から「どこか良い所をご存じですか?」と聞かれたら必ずここをご紹介しています)
ジャックに頼もしいお友達が増えたようで何だか嬉しいです。
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これまで長らくお世話をさせていただいた感謝を込めてご紹介します。
最初は秋田犬のなつみちゃん。
昨年10月、虹の橋へ旅立ちました。
御年16歳。
以前もこのブログに書きましたが、秋田犬で現存する最高齢の記録は17歳と言われているので、奇跡と言っても過言ではないご長寿でした。
晩年は足腰が弱くなり、お耳も聞こえづらくなり、食欲にもムラが出たり、オムツが必要になったりと、介護生活を送っていたなつみちゃん。
それでも介護ハーネスを着けてお散歩したり、
好物のおやつやフードだとキッチンまでおねだりに来てモリモリ食べたりして、元気に過ごしていました。
なつみちゃんのお家には、7年ほど前に7歳の若さで虹の橋へ旅立った大ちゃんという弟分の秋田犬の男の子がいました。
なつみちゃん、大ちゃんの分まで長生きして、本当に偉かったね。
きっと虹の橋で久しぶりの再会を果たし、また一緒に過ごしているんだろうなぁ…と、元気だった頃の二人の笑顔を思い出しています。
なつみちゃんに最後のお別れを言いに行った際に、飼い主様にお贈りした羊毛フェルト細工。
せっかくなので大ちゃんとなつみちゃん、ふたり一緒に。
フレームからあふれ出そうな二人の笑顔です(^-^)
続いてはシャムMIXのこゆきくん。
昨年11月、18歳半ばで虹の橋へと旅立ちました。
実は11月にこゆきくんのシッターのご依頼をいただいていたのですが、鍵のお預かりとお打ち合わせに伺うと「数日前からまったくごはんを食べないんです」と飼い主様。
そこから約2週間の後、シッター予定日を前にこゆきくんは旅立っていきました。
今にして思うと、こゆきくんはすべてを察して、徐々に食べるものを断ち、お水を断ち…旅立ちの準備を始めていたのだと思います。
「愛犬愛猫には1分1秒でも長く生きていてほしい、そのためにはどんなことでもしたい」と願う飼い主様がいらっしゃる一方で、最近は「終末期に頻繁に通院するなどの医療行為はせず、無理に食べさせたり飲ませたりすることもせずに、最後は枯れるように自然に旅立たせてあげたい」と願う飼い主様も増えてきました。
ただ、そうは思っていてもそれを貫くのは飼い主様にも強い意志が必要で、やはり目の前の愛犬愛猫が衰弱していく姿を見ているのがつらくなり、結局病院に駆け込む…という方も少なくありません。
でも、病院が大の苦手だったこゆきくん。
飼い主様、主治医の先生とも相談し「無理な治療や処置はせず、自然にまかせてこゆきくんの経過を見守りましょう」という結論に。
終末期に色々な治療や処置を提案される獣医さんも多い中で、こゆきくんにかかるストレスに最大限配慮して、飼い主様の決断を後押しされた先生の、動物と飼い主様に寄り添うお気持ちに感銘を受けました。
こゆきくんの訃報を受けた翌日、鍵のご返却もかねて弔問に伺い、こゆきくんにも直接お別れが言えました。
その時お贈りしたこゆきくんの羊毛フェルト細工。
「ぜひこゆきくんのおヒゲをもらって、この羊毛フェルトに刺して完成させてくださいね」と飼い主様に託しました。
近い将来、また猫を家族に迎えたいとおっしゃっていた飼い主様から「こゆきが毛皮を着替えて我が家に戻ってきたら、必ずご連絡します」との嬉しいお言葉をいただきました。
また笑顔で飼い主様と再会できる日がとても楽しみです。
最後はチワワ×シーズーMIXのヘイジくん。
昨年12月、15歳で虹の橋へ旅立ちました。
ヘイジくんが亡くなる前の月にシッターにお伺いした時は元気いっぱい&食欲旺盛だったヘイジくん。
「またねー」と言ってお別れしたのがまさか最後になってしまうとは、思いもよりませんでした。
長年心臓に持病を抱えてはいたものの、お薬を飲みながら体調をコントロールし、15歳まで元気に長生き。
しかも、亡くなる当日まで自力で食事やトイレもできており、介護日数は0日だったそうです。
そして、旅立ちはご家族が揃うのを待って、最愛の飼い主様の腕の中で…
飼い主様からお聞きした旅立ちの様子に、空気が読めておりこうさんで、抱っこが大好きだったヘイジくんらしい最期だなぁと、胸が熱くなりました。
ただ、それなりに覚悟をする時間が持てる介護期を経た子のお別れと比べると、介護期を経ずにお別れを迎えた飼い主様のペットロスは辛いものになることが多く…すぐに弔問に伺ってヘイジくんのお話しをするのはかえって飼い主様にも辛い思いをさせてしまうと思い、ヘイジくんの羊毛フェルト細工にお手紙を添えて、郵便受けへ投函し、弔問は控えました。
ヘイジくん、いつもハウスで前足をそろえてお行儀よく寝ている姿が印象的だったので、羊毛フェルト細工はその時のヘイジくんをモデルに。
年が明け、1月の終わり頃。
仕事帰りにヘイジくんの飼い主様とバッタリお会いしました。
私も一昨年の12月にジャックとお別れし、昨年の1月はまだ悲しみの真っ只中にいました。
ちょうど1年前の自分と重なって、飼い主様の悲しみが手に取るように理解でき…ヘイジくんのこと、ペットロスのこと、二人して涙しながら色々なことをお話ししました。
仕事柄、愛犬愛猫を亡くされたばかりの飼い主様とお話しする機会が多いですが、帰り際に飼い主様から「伊藤さんとお話しできて気持ちが楽になりました」とのありがたいお言葉をよくいただきます。
特別なことは何ひとつしていませんが、長年シッターとしてお世話をさせていただいたからこそわかる、ワンちゃんネコちゃんの性格や持病など、細かな背景を理解した上でお話ができること、そして私自身がペットロスの経験者であり飼い主様のお気持ちに共感できることが、そう言っていただける理由なのかなと思っています。
私は「くよくよしていたらワンちゃんネコちゃんが悲しみますよ」なんてことは口が裂けても言いません。
悲しむことは決して悪いことではないですし、悲しみの深さはイコール愛情の深さ。
道を歩いていてよそのワンちゃんを見て涙が出てしまったり、スーパーでお買い物をしていて亡くなった子の大好物を見て涙が出てしまったりしてもいいじゃない!マスクをして風邪や花粉症のフリをして誤魔化せばいいんだ、って思っています。
焦らずゆっくり、感情に無理にフタをせず、涙を流す時間も、悲しみに向き合う時間もぜひ大切にしてほしい…そんな時、姿は見えずとも愛犬愛猫が必ずそばにいてくれると信じています。
ちなみにこゆきくんとヘイジくんは、ジャックと同じペット霊園。(我が家がかれこれ15年来お世話になっているペット霊園で、お客様から「どこか良い所をご存じですか?」と聞かれたら必ずここをご紹介しています)
ジャックに頼もしいお友達が増えたようで何だか嬉しいです。
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