2021年10月29日

ステージ3に返り咲き!

またまた、看板犬・ジャックの老犬介護日記です。

一昨日、かかりつけ病院で3週間ぶりにジャックの診察&血液検査をしてきました。
▼開院10分前に病院に到着し、息巻いているジャック。
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結果は…なんと!慢性腎不全ステージ4からステージ3に下がっているではありませんか!!!

今や腎臓用の療法食もリンの吸着剤(レンジアレン)も一切口にしておらず、毎日好きなものを食べたいだけ食べる生活ですが、それでもリンの値も下がっていました。

尿検査でも尿比重が正常値より若干低い程度でほぼ異常なし。
点滴による心肺機能の異常や貧血もみられないようなので、このまま今のケアを続けて問題ナシとなりました。

こんなに元気になって、数値も良くなって、一体何が効いてるのだろう?と考えてしまいます。

食事ではまったく腎臓ケアをしていませんが、それでもどんなに具合が悪かった時も毎日少しでも食べることと散歩に連れ出すことを諦めないようにしていました。

治療の面でいうと、
・かかりつけ病院では検査と経過観察のみ
・老犬クリニックでは毎月の鍼灸整体治療とホモトキシコロジー注射
・自宅では毎日のラクテック点滴&棒灸と週一回の重曹点滴
を継続しています。

どれかひとつと言うよりも、すべてが良い具合に相乗効果となっているのかなぁと思います。

一番体調が悪かった今月初めは、お散歩をしても後ろ足がふらふらで、右によろめき、左によろめき、尻もちばかりついていたジャック。
オシッコはかろうじて自力でできていましたが、ウンチは踏ん張る力がなくて介助してあげていた時期もありました。

(余談ですが…)
排泄介助、何だか大変なイメージがあったのですが、やってみたら意外と簡単でした。
イメージとしては肛門腺絞りに近い感じ。
▼拙いイラストですがご参考までに私がやっていた排泄介助の方法はこんな感じです。
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▼ジャックからも一言あるそうです。
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最近は食欲も一段と増して、食べられるものが増えてきました。
しっかり食べられるようになったことで足腰にも力が戻ってきて、排泄も再び自力でできるようになり、散歩では小走りやギャロップも見られるようになってきました。

自宅でもすべての段差を介助していたのが、少しの段差なら自分で上り下りできるようになり、昨夜いつもの習慣で小さな段差を介助しようとしたら「自分で上がるからいい!」とジャックに怒られてしまいました(^-^;

まさに奇跡のような回復の連続。
元気な姿は何にも代えがたい喜びです☆


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posted by グリーンジャック at 14:31| Comment(0) | 愛犬のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月22日

カロリーメイトでV字回復!?

20日以上もブログを放置していたことに今気づきました(^-^;
最近はシッターのお仕事と看板犬・ジャックの看病&介護に明け暮れる生活で、夜ジャックを寝かしつけた後ブログやSNSを更新しようと思いながら自分も寝落ちする日々です(笑)

…というわけで、今日も看板犬・ジャックの話題です。

慢性腎不全ステージ4に入ってから本格的に食欲低下が始まったジャック。
9月下旬頃は2日に一度くらいのペースで嘔吐もしており、(以前はこんなに頻繁に吐くことはなかったので)これも腎不全からくる症状と思われ…
嘔吐が始まって以降はどんどん食欲が減退し、体重も減り始め、10月初旬には1kg減。
ひどい下痢をすることもあり、終日ぐったりと寝ていることが増えてきました。

何とか手を打たなければと、
・吐き気を抑える
・何でもいいから食べられるものを食べて体力低下を食い止める
を最優先に、治療と食事方針を切り替えました。

まずはかかりつけ病院に吐き気止めの処方を依頼。
先生からは最初粉薬を提案されたのですが、食欲の低下と共に薬やサプリメントを混ぜたごはんは全く食べなくなってしまったので、注射での処方をお願いし、朝晩自宅で皮下注射。
毎日の点滴に注射も加わり、ジャックの体に針ばかり刺すのは可哀想でしたが、幸い注射を打ち始めた日から嘔吐はピタリとおさまりました。


続いて、ごはん。

ステージ2の頃までは完全手作り食生活だったジャックですが、ステージ3以降はリン制限フードを食べたり、それに飽きると手作り食や普通食にリン吸着剤(レンジアレン)を混ぜて食べたりしていました。

が、ステージ3後半からは食べ物の選り好みが激しくなり、リン吸着剤には完全に拒絶反応。
療法食でも何でもないウェットフードの缶詰やパウチの中から好きなものだけを食べる生活に。

出したフードが気に入らないとそっぽを向いて口もつけず…SDGsのご時世に食品ロスを出しまくり、毎日出したものを食べてくれるか神経衰弱のカードをめくるような日々でした。

1週間もすると犬用のウェットフードにも飽きてしまい、今度はキャットフードをあげてみるも喜んだのは数日でブームは長く続かず。
再び手作り食に戻してみたり、赤ちゃん用の離乳食なども試してみたもののまったく口をつけず、次は何をあげれば良いかと途方にくれていました。
※キャットフードを食べさせたと聞いて驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、老犬クリニックの先生から「食べないよりはキャットフードでも食べたほうが良いし、キャットフードは腎臓に配慮されているものも多いので、意外にオススメです」とお墨付きをいただいていました。(あくまで腎臓病で食欲が低下した場合の話なので、健康な子は真似しないでくださいね)

そんな中、以前健康のためジャックのごはんに毎食混ぜて食べさせていたマコモ粉末が余っていたので、「これをおやつにしたら食べてくれないかなぁ」とわずかな望みをかけて、お菓子作りが得意な母に頼んでクッキーを焼いてもらうことに。
出来上がったクッキーをジャックに出してみると、遊び食いのような感じではありますが、少しずつ嚙み砕きながら食べてくれて、これだけは次の日も、その次の日も、飽きずに毎日食べてくれました。

▼クッキーを食べるジャック


そんなにクッキーを喜んでくれるなら、クッキータイプのもので何とか栄養が摂れないかと、カロリーメイトなどの栄養食や、幼児用のビスケットやクッキーなどをあげてみたところ、これが大当たり!
毎日ひたすらクッキーやビスケットをムシャムシャ食べる日が1週間ほど続き、ジャックに少し復調の兆しがみえてきました✨

そうなると、ビスケット以外のものにも少しずつ食指が動き始め、おかゆやフードを再び食べるように!!

▼おかゆを食べるジャック

▼そして食後…おかゆが顔に(笑)
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今にして思うと10月初旬が体調の谷底。
1日にクッキー1〜2枚食べるのがやっとな日もありました。
喜んで尻尾を振ったり、宅配便に吠えたりすることもなくなり、表情も乏しくなり、いつもなら口のまわりや目のまわりを拭こうとすると抵抗していたのに、その抵抗すらしなくなり…
もうかなり危険な状態なのではと、気が気ではない数日間を過ごしていましたが、おかげさまで先週末からは吐き気止めの注射を止めても嘔吐もなく、食欲もメキメキ戻ってきました。

ステージ4の宣告から今日でちょうど1ヶ月。
このまま、目指せ、V字回復!

▼最近のジャックの好物
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右上:ピジョン 栗かぼちゃとさつまいものクッキー(幼児用クッキー)、右中央:カロリーメイト(フルーツ味がお気に入り)、右下:バランスパワー(シリアルナッツ味がお気に入り)、左上:ローソンの猫のおやつ、左下:食欲低下時も比較的食べてくれた缶詰のウェットフード「aniwell鹿肉のボイル」と「d.b.f牛肉&軟骨」


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posted by グリーンジャック at 20:09| Comment(0) | 愛犬のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月29日

ついに迎えたステージ4

今日はまたまた看板犬・ジャックの話題です。

先月のブログにジャックの慢性腎不全がステージ3前半に移行したと書きましたが、その後9月半ばの検査でステージ3後半→先週の検査ではついにステージ4(慢性腎不全のステージは4までです)に突入してしまいました。

慢性腎不全の予後は猫よりも犬の方がよくないことは一般によく言われていますが、やはり進行は早いな…という印象。
ただ、ジャックは今も毎日散歩に行き、食べたいものならよく食べるので、数値で見るほど状態は悪くありません。
検査結果を見たかかりつけの先生の方が何だか焦っている感じで、「この数値だといつ食べられなくなって倒れてしまうかわからないので、まだ食欲がある今のうちに手を打ちましょう!!」と言われました。
本来ならステージ4だともう何も食べられず、歩けず、寝たきりでぐったりしていてもおかしくないくらいなのです。


ステージ3後半あたりから、ジャックがリンの制限食にストレスを感じ始めていることが分かったので、療法食をストップし、普通に食べたいものをあげて食後にリンの吸着剤を飲むスタイルに変更。
また、腎臓の悪化から脱水が進行してきているので、老犬クリニックから処方された重曹点滴の他に、かかりつけの動物病院からも点滴(乳酸リンゲル液)を処方され、これまでの週1回点滴→毎日点滴生活となりました。

吸着剤を常用するとなると、ひとつ気になることが。
「吸着剤はリンだけでなく体に必要なものも吸着して出してしまう」と老犬クリニックの先生から聞いていたので、現在ジャックが毎日服用している降圧剤(フォルテコール)と一緒に飲んでも大丈夫なのか心配になり、先生に質問。
すると先生は「時間をずらして別々で飲んだ方が良いですね」と。

これ、結構大事なことじゃない?

慢性腎不全でリン吸着剤(レンジアレン)と降圧剤(フォルテコール)を処方されてる子、たくさんいると思うんです。
私は質問したから別々に飲む方が良いと分かったけど、先生質問してこなかった人にもちゃんと説明してるのかな?と心配になりました。(先生は明らかに聞かれたから答えた感じだったし、受付で看護士さんからレンジアレンを渡された時も用法・用量・飲み合わせなどの説明は一切なく箱を渡されただけでした)

こういうことは求められなくてもしっかり飼い主に伝えてほしいな。。
獣医さんには当たり前のことでも、飼い主にとっては当たり前じゃないから。
かかりつけの先生、とても丁寧で優しくていい先生なんですが、こういうことが時々あるので大丈夫かな〜とちょっと心配になることがあります(^-^;


本格的な点滴投与を2週間続けた後、再び経過観察のため血液検査。
▼まだ呼ばれてもいないのに診察室に向かうジャック(笑)
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点滴をすると血液が薄まり貧血になってしまうことがあるのですが、幸いジャックは全く貧血にはなっていませんでした。
ただ腎臓の数値がさらに悪化して、この日ステージ4の宣告。
まだ脱水状態のため点滴量をさらに増やし、毎日400mlの点滴をすることになりました。
(ちなみに一度に入れてよい点滴の量は体重1kgに対して30ml。ジャックは現在体重14.3kgなので、430mlくらいがMAXの指標となります)

ここまで脱水が進行すると、ジャックが腎機能の保護のために飲んでいる降圧剤(フォルテコール)は脱水を悪化させるため別のお薬に置き換えるのが一般的なのですが、かかりつけの先生からは一向にそんな話はなく…私の方から「脱水している時はフォルテコールは飲まないほうが良いと聞いたのですが?」と尋ねると、「そうですね、フォルテコールはステージ3前半の頃の状態に対して処方していたもので、この頃であれば内服薬でも腎臓の保護が目指せると考えていたのですが、現状は脱水を改善するための点滴が最優先になるのと、血圧を下げることでふらつきなどにもつながる可能性があるので、フォルテコールはストップしましょう」と先生。

ちょっとー、早く言ってよー!!!

脱水の所見は2週間前の経過観察時に既に出ていて、だからこそ本格的な点滴治療をスタートしたわけですが、それならその時休薬にしてくれれば良くない?

またまたこちらが聞かなきゃ教えてくれないやつでした。


ちなみにこんな数値ですが、ジャックは毎日欠かさず散歩に行っていて、無理強いはしないよう階段は抱っこしたり、坂道はカートに乗っておサボリしているものの、平地ではリードをぐいぐい引っ張って喜んで歩いています。
食欲も全盛期に比べたらずいぶん落ちましたが、食べたいものならまだまだよく食べます。
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これまで闘病してきてつくづく痛感するのは早め早めの受診や検査と、病気と闘える身体づくりの大切さ。

毎日散歩して、好きなものを食べて、たくさん寝て過ごすジャック。
もしあまり動物病院に行かない飼い主だったら、多少足腰がよろめいても、ごはんを残しても、多少しんどそうでも、寝てばかりいても「歳のせいかな?」の一言で片づけられてしまうかもしれません。
こんなに元気に過ごせていても数値の上では末期の腎不全。
早めに検査をして気付けていなかったら、明らかにおかしいと感じた時には完全に手遅れとなっていた可能性があります。

そして、ジャックは腎不全が進行しても貧血もしていなければ、体重もまったく減らずにキープできています。
これまで長年続けてきた手作り食中心の食生活、さらに腎不全の診断を受けてからも初期のうちから療法食に切り替えたりすることなくしっかりタンパク質を摂取していたこともまた、病気と闘える身体づくりの大きな土台となっていそうです。


…というわけで、今月からは一気に通院頻度も高くなってきたジャック。
点滴を始めたことで在宅ケアの時間が増えたり、点滴により尿量も一気に増えたので数時間おきにトイレを促したり、後ろ足のふらつきが少し強くなってきたためすべての段差を介助したり…あまり長い時間目を離すことができなくなってしまったので、これから先はシッターをお受けできる件数や時間帯がだいぶ減ってしまうかもしれません。(特に遠方のお客様のご依頼は移動時間が長くなる分調整が厳しくなるかもしれません)

お客様にはご不便をおかけして大変申し訳ないのですが、こうして個人事業主でペットシッターを開業した理由はジャックやキキの高齢化に対応するためのものでもありました。
雇われの身で通勤していたら、急に病院に連れて行ったりすることも、様子を見に家に帰ることもままなりません。
おかげさまで現在仕事と老犬介護を両立できているのは、自宅開業・地域密着の仕事なればこそ、です。

▼最近のジャックのお散歩の様子



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posted by グリーンジャック at 08:48| Comment(2) | 愛犬のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月31日

看板犬・ジャックの慢性腎不全経過 Part5〜番外編:お金の話〜

8月ももう最終日ですね。
今月はとても忙しかったので、月末を迎えて「早かったなー」と「長かったなー」が混在した感覚です。

さて、今日は看板犬・ジャックの慢性腎不全の話、連載ラスト。
症状や治療とは直接関係ありませんが、ちょっと真面目にお金の話です。
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▼過去の連載はこちら
看板犬・ジャックの慢性腎不全経過
 Part1〜かかりつけ動物病院での診断編〜
 Part2〜老犬クリニックでのセカンドオピニオン編〜
 Part3〜おすすめのフード編〜
 Part4〜初めての在宅点滴編〜

ジャックの医療費やケアにかかる費用が徐々に増えてきたので、毎月どの程度の出費があるのか、一度整理してみようと思い立ち、リストアップしてみました。

■保険料
・アニコム
約75,000円/年

■かかりつけ動物病院に支払う費用
・ワクチン接種(10種)
約8,000円/年

・フィラリア予防
検査(陰性チェック):1,500円/年
駆虫薬:1,700円/月×7ヶ月

・ノミダニ予防
駆虫薬:2,000円/月×8ヶ月

・検査代
血液検査:3,500円/回×年4〜5回
尿検査:1,500円/回×年2〜3回

・薬代
降圧剤:10,000円/月

■老犬クリニックに支払う費用
・診察料
1,000円/月

・鍼灸治療
4,000円/月

・整体
3,500円/月

・ホモトキシコロジー注射
1,800円/月

・点滴一式(液、シリンジ、チューブ、針等)
2,260円/月

・マコモ粉末
1,750円/月

・コスモスラクト
3,850円/月

■フード代
・ランフリー リン制限フード
約16,000円/月

・手作り食材料費
約3,000円〜5,000円/月

■消耗品(ウェットティッシュ、ウンチ袋等)
約20,000円/年

以上を1年分でトータルしてみると、約75万円。
12で割って1ヶ月分に換算すると、約6万2千円。

思ったよりすごい金額でめまいが…(笑)

上記は毎月確実にかかる費用のみのピックアップなので、実際にはこのほかにもちょこちょこ雑費がかさんでいる可能性があり、さらに恐ろしい金額になっていそうです。。

私は決してお金持ちでも裕福なわけでもありませんが、ジャックが穏やかなシニアライフを送るために必要なケアには惜しみなく費用をかけてあげたい――それが飼い主の愛情であり責任であると思っています。

加えて、あまり考えたくはないですが私に万が一のことがありジャックより先にあの世に召されてしまった場合に備え、生命保険はやや高額な保障のものにしています。
それは、保険金を家族に託し、ジャックやキキのお世話に必要な食費や医療費などに充ててもらうため。
残った家族に経済的な負担をかけたくないのと、経済的な理由でケアや治療をあきらめるような事態にはなってほしくないというのがその理由です。

もうひとつ付け加えると、これを確実に家族に伝えるためにエンディングノートも書きました。
コロナ感染やワクチン副反応での死亡例、他人事とは思えず…生きていないと意思表示はできないですからね〜(^-^;

お金の話から万が一の時のことまで、重たい話になってしまいましたが、愛犬・愛猫の一生に責任を持つって、そういうことだと私は考えています。
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posted by グリーンジャック at 12:43| Comment(0) | 愛犬のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月30日

看板犬・ジャックの慢性腎不全経過 Part4〜初めての在宅点滴編〜

土曜日、1回目のワクチン接種が無事終了しました。
夕方17時半頃接種したのですが、おかげさまで副反応は接種箇所半径5センチ程度の筋肉痛のみで済みました。
筋肉痛自体も軽めだったので、昨日の夕方にはもうだいぶおさまっていて、体重15キロのジャックを抱っこして階段を上り下りできるくらいまで回復していました。
二度目もこの程度で楽に済むと良いのですが…

さて、休業日前に連載していた看板犬・ジャックの慢性腎不全の話題。

▼過去の連載はこちら
看板犬・ジャックの慢性腎不全経過
 Part1〜かかりつけ動物病院での診断編〜
 Part2〜老犬クリニックでのセカンドオピニオン編〜
 Part3〜おすすめのフード編〜

4回目となる今回は、自宅での点滴の様子をご紹介したいと思います。

初回は点滴の仕方を覚えるため、老犬クリニックにて先生のやり方を見ながら、手順を教わりました。

点滴液を人肌程度の温度に温める。(冷たいまま注入すると体が冷えてしまうため)
→極太のシリンジ2本分(120cc)の点滴液を吸い上げる。
→シリンジに翼状針とチューブを装着。
→背中の真ん中より下側に注入。(上半身に打つと点滴の液がすべて前足側に落ちてしまい、体全体にいきわたらないため)

シリンジでの注入のため、2本打っても所要時間は数分。
点滴バッグでポタポタするのと比べると、とても短時間で済み、する方もされる方も負担が少なく助かります。

とはいえ、本人的には決して気持ちの良いものではなく…
老犬クリニックでは先生に翼状針(点滴用の針)を刺された瞬間「キャン!」と鳴き声を上げて動いてしまったジャック。
自宅ではどうなることやらと、ちょっと心配でした。

が、ここで家族から救いの手が!
実は妹は血管が細く採血を失敗されることが多い、いわゆる“採血難民”で、翼状針にも慣れ親しんでいたので「私、針刺すのやってあげるよー」と。

おかげで私が液を温め、1本目のシリンジを準備して妹にパス→妹が1本目の点滴を注入している間に母に保定を頼み、私が2本目のシリンジの準備をする…という家族総出の流れ作業が可能となり、一気に効率アップ。

しかも妹の針刺しの腕はなかなかのもので、病院では声を上げていたジャックが、家では針を刺す瞬間も無言でとってもおとなしいではありませんか!!
先生より上手かもしれません(笑)

▲点滴真っ最中のジャック

▼赤い点線で囲った部分、点滴液が入って背中が膨らんでいるのがわかりますか?
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これまで3回自宅で点滴をしましたが、3回とも何のトラブルもなく無事成功。
これならなんとか続けて行けそうです。
ジャックも点滴終了後のおやつを楽しみに、毎週頑張ってくれています。


さて、次回は連載完結編。
ちょっと重たい話題ですが、医療費についてお話ししたいと思います。


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posted by グリーンジャック at 16:31| Comment(0) | 愛犬のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする