2019年03月19日

今年も『災害時のペット対策講演会』受講してきました。

日曜日、先月このブログでもご案内いたしました『災害時のペット対策講演会』を受講してきました。
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講師をしてくださったのは、かもめ動物病院院長の中山孝大先生。
中山先生はご自身の病院で日々獣医療にあたっておられるほか、中区獣医師会の会長さんもされており、動物愛護行政への協力や、ペットの災害対策の啓発にも大変熱心な先生です。

講演会が行われたのは横浜市開港記念会館。
この日1階では人の災害対策、2階ではペットの災害対策と、いずれも中区役所の主催する災害対策の講演会が行われていました。
中区は災害対策の啓発にはとても熱心で、イベントや講演会など様々な啓発の場を行政が無料で提供してくださるのは区民としてとても有難いなと思います。


さて、本題の講演について。
「ペットの災害対策は人の災害と密接に関わっている」という中山先生の視点に基づき、人の災害対策に関する項目も交えつつ、災害対策を基礎の基礎から学べる、とても分かりやすい内容でした。

まず、自助(自分の身を自分で守る)・共助(地域で助け合う)・公助(行政などによる公的な支援)の基本キーワードを学び、地域防災拠点の役割や運営の実際、同行避難と同伴避難に関する解説があり、後半は日頃の備えの大切さについてお話がありました。

日頃の備えというのは非常用持ち出し袋の準備やフードの買い置きなど、単にモノを備えるというだけでなく、避難所での共同生活を見据えたしつけや、予防接種・ノミダニ予防などの健康管理などをすることも含まれます。

そして、町内会などで住民が同行避難について話し合っておくの重要な備えのひとつ。
話し合う時のポイントとして、中山先生は以下の2点を挙げておられました。
・話し合う時は必ずペットを飼っている人と飼っていない人、両方をメンバーに加えること。
・いつ起こるか分からない災害に備え、一刻も早くルール作りができるのがベストではあるが、まずは結論を急がずじっくり話し合うこと。

さらに、中山先生のご講演で最も勉強になったのが中区というエリアの地域特性。
中区には実はこんな課題があるということが分かりました。

1.中区は主に
・桜木町、関内、石川町など河川流域に発達したエリア
・山手〜本牧の丘陵地
・新山下や本牧ふ頭などの埋め立て地
に分かれており、地形の違いから災害時に想定される被害もエリアにより異なる。

2.中区は横浜市の中で1世帯あたりの人員が一番少ない区(=単身世帯の割合が高い区)。
単身世帯の方が昼間仕事に出てしまうと、その間ペットはお留守番をしているということになり、昼間に災害が発生した場合、同行避難ができない可能性が非常に高くなる。

3.中区住民のうち1割は外国人であるため、災害対策をどのように外国人の方にまで伝えるのか、コミュニケーションや言葉の問題などが生じる。

さすがは地元の獣医さん、中区に特化した災害対策の課題を浮き彫りにしてくださり、これが私にとっては今回の講演会の一番の収穫となりました。


講演終了後は、質疑応答タイム。
まずは区役所の職員さんが質問のトップバッターになってくださり、質問しやすい雰囲気を作ってくださると、2人目以降はどんどん挙手が増え、定刻より10分以上もオーバーするほどの盛況ぶり!

せっかくなので、私も中区獣医師会で災害対策についてどんな話し合いがなされているのか、質問させていただきました。
現在中区獣医師会では災害発生時の地域との連携について、病院が診療できる状態だったら?病院や先生が被災してしまったら?などあらゆる事態を想定しながら話し合いを重ねておられるそうです。
お忙しい診療の合間にも災害対策について色々と考えて下さっている先生方の存在、なんとも頼もしいですね!

中区獣医師会では災害対策の啓発のため、こんなパンフレットも配布しています。
準備すべきものや飼い主の心得、地域防災拠点と動物病院の場所を地図にまとめたものなど、コンパクトながらお役立ち情報満載なので、ここに画像を載せておきます。
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現在、中区には登録されているワンちゃんが約9,000頭、未登録のワンちゃんは推定3,500頭、ネコちゃんは推定12,500頭おり、ワンちゃんネコちゃんの総数を中区の地域防災拠点(計14箇所)で割ると、1ヶ所あたり1,785頭。
(このほかにウサギやハムスター、小鳥など小動物の数まで加えるとその数はさらに大きくなります。)
とても収容しきれる数でないことが分かると共に、自分のペットに必要なものは自分で備える、いわゆる「自助」の部分がどれだけ重要であるか、数字の上でも理解いただけると思います。

日頃の備え、この機会にもう一度考え、見直していただくきっかけになれば幸いです。



★過去のブログには昨年、一昨年の『ペットの災害対策講演会』のレポートもありますので、よろしければ是非♪

・2018年災害時のペット対策講演会
http://green-jack.seesaa.net/article/458091660.html

・2017年災害時のペット対策講演会
http://green-jack.seesaa.net/article/446867310.html



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2019年01月31日

『原因療法的ガンにならない食事と生活セミナー』を受講してきました。

先週土曜日は午後半日休業させていただき、『原因療法的ガンにならない食事と生活セミナー』を受講しに、新宿まで行ってきました。
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講師はペット食育協会の会長で、須崎動物病院院長の須崎恭彦先生。
昨年夏の『老犬・老猫のケアセミナー』に続き、2度目となる須崎先生のセミナー受講です。

最近は人間もペットも健康長寿が生活のキーワードとなりつつあり、免疫力アップやがん予防に効果があるとされる食材やサプリメントなどが注目されています。

このセミナーも、タイトルだけ見るとガン予防に効果のある食材や手作り食のメニューなどを教えてもらえるのでは?と思われる方が多いのではないかと思います。
実際に、私もその一人でした。

…が、受講してみたら全然違いました!(笑)

まずトータル3時間の研修のうち、2時間かけて免疫が働く仕組みと、がん細胞の発生〜がん組織ができるまでのメカニズムをひたすら学びます。

すると、今まで自分の頭の中にあった「免疫」と「がん」に対する考え方がガラッと変わり、受講前になんとなく抱いていた
「免疫力をアップする食材、がん予防に効果のある食材ってどんなものがあるの?」
「免疫力アップやデトックス効果のあるマッサージ方法ってあるの?」
「免疫力をアップすることで、がんの予防になるの?」
という問いに対し、新たな視点から答えを導きだすことができました。

ちなみに、残りの1時間は須崎先生の診療経験に基づく100%実話のケーススタディと質疑応答でした。

著作権等の関係もあり前述の問いの答えとその理由をここに書くことはできませんが、セミナーの内容もさることながら、須崎先生のお話でとても心に残った内容がありました。
それは、

「人は正しいことを信じるのではなく、信じたいことを信じてしまいやすい」
「あなたの知りたいことが、解決につながるとは限らない(=質問そのものが間違っている可能性もある)」

という人生教訓ともとれる言葉。
私はこれらの言葉を聞いて、動物病院で飼い主さんが獣医さんとうまくコミュニケーションを取る秘訣がここに集約されている気がしました。

そうならないためには視点を変えられる柔軟性を持つことが何より大切。
実際に診療で結果を出してこられた須崎先生のお話は説得力が格段に違い、夏のセミナーに引き続き目からウロコの連続!
あっという間の3時間でした。


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2018年11月08日

○○の秋

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋…
秋は何をするにも気候が良くて、嬉しくなりますね。

私もワンちゃんのお散歩をしていて寒くもなく、汗も出ない今のシーズンが一番仕事がしやすくて体調管理がラクです(^-^)

さて、「○○の秋」というと人それぞれに思い浮かべるないようは違うと思いますが、私はこの仕事を始めてからというもの、秋といえば例年「イベントの秋」「学びの秋」です。
秋は動物愛護週間があることから動物関連のイベントが多くなり、イベント参加に合わせて色々なものを準備したり、仕事のスケジュールを調整したり。
また、秋はセミナーや研修も多いので、興味の湧いたもの、仕事に役立ちそうなものにはスケジュールの許す限り参加して見聞を広めるよう心掛けています。

先月はシッターの合間にとんぼ返りで新宿まで行き、『犬と猫の避妊去勢セミナー』を受講してきました。
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避妊去勢手術をする・しないについては時々お客様からご相談受けることがあります。
ボランティアの現場では不幸な子を増やさないために手術をすることが大前提ではありますが、家庭犬・家庭猫として暮らすうえで必要かどうかについては、私は自分の考えを飼い主様に「こうするべき」と押し付けることは避けてきました。

セミナーを受講した結果、ただ「やった方が良いのか?」「やらない方が良いのか?」を問うことは意味がなく、動物の年齢や性別、何を望むのか?何を予防するのか?どんな合併症を恐れるのか?によって答えが変わってくること、結局はそれを踏まえて飼い主さん自身が判断するしかないということがはっきりわかりました。
決して突き放しているわけではなく、私にできることがあるとすれば、もし迷っている飼い主様がいらっしゃったら、判断の手前であらゆる選択肢をご提示すること、これにつきます。。

そして今月に入ってからは横浜市動物愛護センターへ、横浜市動物適正飼育推進員の研修を受講しに行ってきました。
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研修のテーマは人獣共通感染症。
先日動物取扱責任者研修で感染症のお話を聞いたばかりでしたが、先生が変われば切り口も変わり、また違った角度から感染症について勉強できました。

今回の先生は狂犬病をメインに、感染に至るまでのルートやメカニズム、狂犬病発生国で実際に狂犬病を発症した感染動物の症状や末路、なぜ人間の発症者には子供が多いのか?なぜ犬だけが予防接種を義務付けられているのか?など、写真や動画、グラフを交えて分かりやすく解説してくださいました。
中には目を覆いたくなるようなものもありましたが、これがすぐ近くのアジアの国々で起こっていると思うと、現時点で感染が起こっていない日本でもやはり予防の必要性を強く感じました。

さらにこの日は、研修を受ける以外にも、ひとつ大きなチャレンジをしていました。
それは本牧から動物愛護センターのある神奈川区菅田町まで自転車で行ってみるというもの。
前回愛護センターへは電車とバスを乗継いで行ったのですが、帰りはバスの本数が少ないうえ渋滞もあって片道で2時間近くかかってしまい、自転車の方が早くない?と思ったのがチャレンジのきっかけです。
行きは山越えだったので若干坂のキツイところはありましたが、帰りはほぼ下り坂♪
結果は行きは1時間少々、帰りは1時間ほどで、自転車の方が断然早く、夕方以降の仕事にもそのまま行けて、諸々効率的でした!

こうして長距離を自転車で走れるのも、気候のいい秋ならでは。
残り少ない秋を有効活用して、フル稼働で駆け抜けたいと思いますo(^-^)o


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2018年10月23日

2年越しの修了!ホリスティックペットシッター講座

2年前の秋、新しく創設されたばかりの通信教育講座『ホリスティックペットシッター講座』のモニターとなったことをこのブログでご報告しました。
講座の内容や受講の動機などは2年前のブログに詳しく書きましたので、こちらをご覧いただきたいのですが、先月ようやくこの講座の学習と課題提出を終え、無事合格証書をいただくことができました!
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モニターとして教材のチェックをしながら、並行して講座の内容を学習。
期日までに教材の誤字や改善点などをリストアップして事務局へ提出し、その後送られてきた完成版ののテキストでもう一度学習して提出用の課題に取り組みました。

修了課題は、
・飼い主とペットのプロフィールを踏まえ、実際に自分がその子のシッターをするとなったら、どのようなスケジュールでどのようなことに気をつけてシッティングを行うかを具体的に記したスケジュールの作成
・自分がどのようなペットシッターになりたいかを述べる小論文
の合計2題。

開業を目指す方向けの講座ゆえ、大半の受講者さんは夢や目標をベースにこれらの課題を仕上げられたことと思いますが、私は開業前に立てた目標と、実際開業してから経験したこと、これからの時代にニーズが高まりそうなことをミックスして回答したので、そういう意味では他の受講者さんから若干浮いていたかもしれません(^-^;

この講座の受講期間は2年間だったのですが、私は2年前の9月末にモニターに申し込み、今年の9月末に受講修了。
期限ギリギリまでかかってしまいましたが、教材を手に取るたびに初心を思い出し、開業前に描いた目標にどの程度近づけているのか、達成度を明確にする上でも、とっても有意義な2年間となりました。


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2018年09月20日

ペット災害危機管理士、資格更新しました!

先日、2年前に取得した『ペット災害危機管理士3級』の資格を更新しました。
この資格は一度合格したら永久にその資格者を名乗れるわけではなく、災害に関する情報や対策は刻々と変化していくため、2年毎に所定の教材で勉強をした人が資格を更新していけるシステムになっています。
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今回のテキストには今年2月に環境省から発表された「人とペットの災害対策ガイドライン」の要旨と解説、ペット同行避難訓練の取り組みを推進している自治体の事例に学ぶケーススタディ、過去2年間に発生した災害情報のデータベースなどがまとめられていました。

毎年9月は我が家でも防災グッズの点検を恒例行事として行っており、災害について考えることが多いのですが、さらに今年は上記の資格更新、北海道地震、大型台風の発生などもあり、より災害について考えを深くした秋となりました。

ここからは看板犬ジャック&看板猫キキにも登場してもらい、我が家のペット用防災グッズの点検の様子をご紹介します。

我が家では人間用、犬用、猫用、大きな荷物が持てない場合の最低限の貴重品…とバッグを4種類に分けています。
犬用、猫用のバッグに入っているのはフードやおやつ、食器、予備のリードや首輪、トイレ用品などで、フードは2〜3週間分くらいを持ち出し袋に入れています。
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バッグに入っていないですがペットシーツやネコ砂、ウェットティッシュやシャンプータオルなどもストックしています。
特にペットシーツとネコ砂は災害時人間のトイレ用にも使えそうなので、かなり多めに備蓄しています。

フードやおやつは大体3〜4ヶ月に一度、期限の近くなったものを普段使いに回し、新しいものと入れ替える形でローリングストックを実践しています。
その時に役に立つのがこちらのメモ。
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カレンダーの裏紙にフード名と消費期限を書いてあるだけなのですが、フードの入れ替えの際にリュックを全部ひっくり返さず、必要なものだけ取り出せば済むので、作業が効率化でき重宝しています。

さらに、折り畳みできるソフトキャリーを広げてハウストレーニング。
非常時にワンちゃんネコちゃんを入れるキャリーは普段から自分のニオイをつけて慣れておいてもらうと理想的ですね。
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ジャックとキキはというと、ハウストレーニングというよりも、広げた途端大喜びで自主的に入っていますが…(笑)
お気に入りの昼寝場所です♪
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…というわけで、今日は久しぶりに災害対策のお話でした。
少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

明々後日には動物愛護フェスタよこはまも控えているので、会場でお目にかかった飼い主様にもペットの災害対策について色々とお伝えできたらなと思います(^-^)


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